2015年のゴールデンウィークはどこに行く予定もなくて、家でのんびりと過ごす予定だったのだが、連日あまりにも天気がよくて「これはお出かけしないのが負けなんじゃないか」と思い立って、日帰りで北信州へ行ってきた。
折しも北陸新幹線の開業直後だったこともあり、混雑しているのかなと思ったのだが、飯山やそこから北上した越後妻有にかけては長閑そのもの。日帰り旅だけどリフレッシュできたなあ。
まずは朝イチで出発して関越道を北上。ポスターをみて前から気になっていた飯山の菜の花祭りへ行ってみることにした。菜の花なんてどこにでも咲いているものじゃないかって話ではあるが、圧倒的な量でまるで黄色い海にいるかのような風景は夢のなかのようだった。


サイトに書かれていた会場付近にいくと駐車場があるので、そこに車をとめて観にいけるのだけど、行ってみて分かったのは朝イチであれば千曲川を挟んで反対側にある「道の駅千曲」に車をとめて、そこでちょこっと食事を楽しんだりしたあと、千曲川へ降りていってそこから渡し船で菜の花祭りの会場へ行った方が便利だということ。
イベントのときだけ運行されている渡し船は、アルプスの雪解け水を湛えゆったりしている。そこを船ですすむときに川面を過ぎる風は気持ちがよくて、その風景には日本って美しいところだなと感動する。
菜の花の量でいうとメイン会場よりも千曲川近くの方が多いけれど、菜の花と千曲川と北アルプスの風景の美しさということであればメイン会場。屋台みたいなものも出ていて地元の料理が楽しめる。
北陸新幹線も開業して、アクセスしやすくなったし、金沢より手前の飯山あたりもおすすめ。とくに、この菜の花の美しさと量は圧倒的なので体験してみてもらいたい。