土門拳美術館2年前の訪問では、ちょっと拍子抜けしたなんて書いていたけれど、本当に申し訳ないなと。それは僕の前提と美術館が提示しているものに違いがあっただけの話しだったんだなと、当たり前のことに気づいた。

今回、友人と一緒にフラットな気持ちで訪れたのだけど、小さいながらもすごい面白い美術館だった。写真家ひとりの美術館として、ここまで飽きることなくバラエティ豊かな作品が見られるのはすごいなと。

とくに、「風貌 ―昭和の文士―」という企画展は興味深く面白かった。川端康成や三島由紀夫など昭和の作家のポートレートを土門拳が撮影しているのだが、撮影時のエピソードとあわせて作品を読むと作家の表情やプライベートが垣間見えてきてまた面白い。なんていうか、物事のなかで特徴のある部分を引き出して、それを強く表現するってこういうことなのかって感じる。

写真って、それなりの機材でシャッター押せばだれでも撮れるものだけど、この作家とのエピソードをあわせてみると、やはり写真ってコミュニケーションなんだなあって思う。

土門拳美術館土門拳美術館美術館のなかにあるイサムノグチの作品や、小さな敷地だけどちょっとギミックがある建物のデザインなど美術館全体の雰囲気も好きなところ。

天気がちょっと崩れてしまったので公園を散歩することはできなかったのだが、この美術館は酒田でも来る価値があるなって思った。

土門拳記念館
住所:山形県酒田市飯森山2丁目13
時間:9:00-17:00
休み:休館日はサイトで確認してください

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