2015年の9月にはひさびさの北海道旅行をしてきた。

前に来たときは9月なのに真夏の暑さで旭山動物園のシロクマがげんなりしているのを眺めていたのだが、僕も同じくらい暑さにげんなりしていた。

今回の旅ではすっきりとした初秋の気候。気持ちのいい天気のなかでの旅はいいものだな。

成田空港第三ターミナル

ただ、旅行の計画についてはかなり行き当たりばったりで、十勝に行く予定はなかったのだが、結果としては新しい発見もあり、美味しいものも食べて、美しい星空にも出会い、こんなにいい旅はなかったというところ。

思いがけない出会いもまた旅の楽しさだなと改めて感じた。

北海道は札幌までの移動にはバニラエアを利用。LCCって好き嫌いあるけれど、旅の敷居を下げてくれる存在として僕は愛用している。ネガティブなことって言い出すときりがないからね。

札幌 – 小樽の旅
気持ちのいい秋の札幌

ということで、札幌に到着。レンタカーを借りて場外市場へ。

北海道来たら海鮮!なんといおうとも、海鮮丼で朝ごはんを食べる!という強い気持ちのもと向かったのは「魚屋の台所」という渋いお店。こんなところにお店あるんだっていう場所なのだが、すごく美味しかった。

ちなみに、札幌市街にある二条市場にもお店があるので、朝食におすすめ。ホテルの朝食食べている場合ではない。

おまかせ海鮮丼!

その後は、小樽。

以前は、列車で通り過ぎたくらいで、今回はじめて訪れたのだけど雰囲気のいい街は横浜みたい。ただ、倉庫街エリアの小ささにはびっくりしたけれど。ここでは、ガラス製品を眺めているだけでも楽しかったし、ランプで灯された北一ホールの雰囲気は教会みたいで美しかった。こういうところって静かな冬に来てもいいのかもしれない。

北一ホール

札幌でのホテルは札幌東武ホテル。ごく普通のビジネスホテルなのだけど、部屋も広くて居心地のよさとしてはシティホテルとビジネスホテルの中間くらいな感じ。それでいて値段はビジネスホテル並なので、これはお得感のあるところ。すすきのエリアまでも徒歩でいけるのは便利なところ。

札幌では「さっぽろオータムフェスト」が開催中。

このイベントのために札幌に立ち寄る予定いれたくらい気になっている。というか好き。今回も札幌オクトーバーフェストが同時開催されていて、北海道のクラフトビールを堪能したり、北海道ワインとチーズとか・・もう北海道って素敵過ぎるだろうというのをこれでもかと味わうイベント。幸せ。

さっぽろオータムフェストで余市ウイスキーを楽しむ。

夜はものは試しと鮨 田なべに訪問。

ミシュラン三つ星の味を楽しんでみた。たしかに、すごく美味しいし、ミシュラン三つ星のお店にしてはお得感のある値段。それでも、高いけれど。接客とかは洗練されているし、とても素晴らしいお店だけど、ミシュランは他人の評価でしかないんだなっていうのを感じたというのが正直な感想。

寿司 田なべ

翌日はモエレ沼公園へ。

ニューヨークでも、高松でもみたイサムノグチの作品。ここでは公園全体が作品になっていて壮大そのもの。ガラスの教会も、モエレ山も、噴水もなんだか夢のなかみたいで丘の上から眺める森の風景すらなんだか不思議な距離感。ここは楽しい場所だなあ、こんな公園が近くにあれば毎週散歩に来てしまうのに。

ガラスのピラミッド
十勝への旅

今回の旅の意外な発見。最初の予定は美瑛に泊まりたい宿があって、そこにしようかと思っていたのだが、あっさりと満室で予約とれず。

友人に「帯広とか十勝の方もいいよ」っていう話しと、前に北海道来たときに地元の人に「美瑛よりも十勝とか北見の方が雄大で豊かなのだ」という話しを聞いていたので、なんとなく手探りな感じもありつつ旅をすすめる。宿は手配したけれど、それ以外は行った先で人に聞くみたいな感じ。

しかし、この旅が今回のなかでもっとも印象的だったし、これほど美しい風景をみたのは何ものとも比べようのない体験だった。

フェーリエンドルフにいる気さくな馬

泊まったのは中札内にあるフェーリエンドルフという別荘地。別荘を一棟貸ししてくれるのだが、それにしてはわりあい手頃な価格で泊まれる。

なかにはキッチンもついていて、食事を作ってのんびりできるのがいい。今回は帯広にある肉乃五右衛門で肉を仕入れたり、近くの酒屋で十勝ワインを買ったりして部屋で食事作って食べたのだが、これがまた幸せだった。たしかに、十勝は肉も野菜も、そしてワインまであって豊かなエリア。地産地消そのものって感じでこういう暮らしもいいなと思うくらい(冬の寒さはキツそうだけど)。

十勝ワインの概念がかわるくらいうまい

チェックインからチェックアウトまで存分に滞在をしてのんびりしていた。夕暮れ時には近くの畑まで散歩していて、十勝連峰の向こうに沈む夕陽を眺める。

夕陽が沈むっていうだけでこんなにも素敵なイベントなのかっていうことがまた楽しい。夜には信じられないくらい満天の星空。夜空に砂糖をまぶしたかのような星空は、みていてこわくなるくらいだ。あんなにはっきりと天の川を眺めたのもまた久しぶりだったな。

夕陽
そして夜空
サクサクパイ

そのあとは六花亭が運営している六花の森を散歩したり、十勝川温泉で日帰り温泉に入って旅の疲れを癒やしたり。

モール温泉ってはじめて体験したけれど、旅の疲れた感覚がリセットされるくらい気持ちのいい温泉だった。今度はここに泊まりに来たいくらい。

十勝のもうひとつの宿は帯広駅前のビジネスホテル。帯広の市街地には美味しいお店があるので、そこに行ってみるのをおすすめされたこともあるのだが、たしかに帯広の市街地。あまりにも小さくて閑散としているけれど、美味しいお店が多かった。

とくに、六花亭の本店はマストで訪問するところだと思う。賞味期限3時間というスイーツは食べる価値がある。

六花の森

そして、夜は北の屋台村。

プチ・プレジールというビストロに行ってみたのだけど、十勝では海鮮ではなくこうしたビストロで地元のワインを飲みつつ、野菜や肉を楽しむのがいいなってところ。ラクレットチーズは感動するくらい美味しいので忘れずに食べてみてほしい。

ラクレットをあたためているところ

十勝は北海道の人でも観光にくるくらい豊かなエリアだということで、これは僕には新しい発見だった。とくに、フェーリエンドルフでみた星空はまた観に来たいな。行き当たりばったりだったけれど、新しい出会いのある旅になったのはよかった。

そして夜空

この旅のまとめ:初秋の北海道旅(2015年9月)

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