美術館のロゴの上の赤い部分も作品のひとつ
美術館のロゴの上の赤い部分も作品のひとつ

夏にみてきたオスカー・ニーマイヤー展につづくブラジル建築の回顧展。

自然との調和という点においてはオスカー・ニーマイヤーと共通するところもあり、人に近いデザインという部分でいうとリナ・ボ・バルディがもっている暖かみとかいいなって思える。

そして、ブラジル旅行中に行こうか迷っていて結局行かなかったサンパウロ美術館は彼女の作品だったのかと知る。なかなか行ける場所ではないし、訪れておけばよかったと後悔。

自然あふれるブラジルの風景や、熱帯の植物の鮮やかな色彩。映像から流れてくるポルトガル語の音は意味がわからなければ、それすら音楽のようでもある。そして、それらが作り出す空気感はブラジルを感じさせるもので、旅行を思い出して懐かしくなる。

建築だけじゃなくて、ブラジルという空気に興味があれば、小さいながらも面白い個展であり、楽しめるものじゃないかなって思う。

このなかで、僕がいいなって思ったのはリナ・ボ・バルディが語ったセリフ。デザインとは、センスだけが先走るのではなく、人に寄り添ったものだよなって思う。

「食べる、座る、話す、歩く。日だまりの中でのんびりする。
建築とは単なるユートピアではなく、ひとつの手段であって、それはみんなにしかるべき成果をもたらすものです。」

2016年3月末まで行われているので、ご興味があればぜひ。

リナ・ボ・バルディ展 ブラジルが最も愛した建築家
会場:ワタリウム美術館
会期:2015年12月4日(金)-2016年3月27日(日)
休み:月曜日(3/21は開館)
時間:11:00-19:00まで(水曜日は21:00まで)

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