香港の離島ってなんだか楽しそう・・って前から思っていたのだが、そのなかから今回の旅で選んだのはラマ島への旅。

なぜか。それはTwitterでフォローしている @akaballoon さんのブログ読んでみて俄然行きたくなったから。

■[香港2011] 香港的ハイキングのすすめ

いきなり冒頭で「えー、結論から先に言うと、おすすめしません。」といわれているのだが、なかなかに楽しそうな島ではないか・・。

それに「南Y島」(みなみワイじま?)と書いて「ラマ島」って読ませるとかどういうことだよ。星新一の物語に出てきそうな島の名前ではないかとか、いろいろと謎に満ちた島だなと俄然気になってくる。

ということで、ラマ島への旅。「ラマ」っていう響きもユルくていいな。

ラマ島:榕樹湾の港
ラマ島:榕樹湾の港

ラマ島への行き方は中環のフェリー乗り場から向かう。約45分くらいの船旅。船の時間はそれほど多くないので事前に調べておくのがおすすめ。

船の時刻表:中環- 榕樹灣 – HKKF 港九小輪控股有限公司

フェリー料金はスターフェリーと同じくオクトパスカードが使えるけれど、お札は使えない。そして、料金所がひらくのが船の時間にあわせてなので、やはりオクトパスカードを持っておくのが無難。

ラマ島の船着き場は榕樹湾と索罟灣の二カ所。榕樹湾方面の方が圧倒的に本数が多い。そして、別途書くけれど、索罟灣にはシーフードのお店が多く存在していて、それぞれのお店が中環までフェリーの送迎サービスをしている。

なので、おすすめのコースとしてはまずは中環からフェリーで榕樹湾に上陸。そこから索罟灣までハイキングで向かい、シーフード食べてお店のフェリーで中環に戻るコースが利便性高いと思う。

ラマ島には巨大な発電所がある
ラマ島には巨大な発電所がある

ラマ島への旅

ラマ島自体は香港の人からすると郊外にあるちょっとしたハイキングコースみたいで、瀬戸内海の小さい島にすごく似ている。

島内は車が存在しないので、のんびりした風景そのもの。ハイキングコースを歩いていたら犬が道路のまん中で寝ていたりする。

これも香港の風景だなって思うし、はじめての香港でこういうところ来るのもすごい楽しいとは思うけれど、でもやっぱり人を選ぶのかな。雑踏とかせわしないといった香港のイメージは皆無。

ラマ島への旅ラマ島への旅

10月末のラマ島は寒くもなく、暑くもなく、東京でいえば5月下旬くらいの気候で気持ちがいい。のんびりと散歩するにはうってつけの時期。

榕樹湾についてから一本道を歩いて行くと商店街に出てくる。商店街のなかには郵便局がある。こんな島でのんびりと手紙書いたりするのも楽しそうだなあとか思ったりする。郵便局は閉まっていたけれど。

ラマ島への旅ラマ島への旅

ところで、そうそう。ラマ島の南丫島とはアルファベットのYではなくて、丫という文字らしい。なんて読むのかわからないのだけれど、たぶん「マ」の部分がこれなのだろう、きっと。

商店街は道幅も狭くて自転車がよたよたと走り抜けていったりする。犬が自由に散歩している。あとで思ったのだが、たぶんこの場所がこの島にとってのシャンゼリゼ通りのように目抜き通りであり、繁華街だった。

ラマ島への旅ラマ島への旅

ラマ島への旅

しかし、あっという間に繁華街がおわるとぽつぽつと住宅があったりする。そして、その先には豆腐花のお店がある。通りの壁にも豆腐花が描かれていて気合が入った店構え。結構な人数が収容できそうだけれど、午前中ということもありお客さんはまばら。

豆腐花は冷たいものと温かいもの(!)の二種類あるのだけれど、温かいのってどうにも想像できないので、ここはひとつ冷たい方を頼む。ちなみに、温かいのは炊飯器みたいなので保温されていた。

ラマ島への旅 豆腐花

豆腐花
豆腐花

ここ香港かよっていうくらい、のんびりした時間が流れていて、ここでの一秒は香港島の五秒くらいあるんじゃないかと感じたりする。なんだか、休日に変な田舎に来て道に迷ったかのようだ。実際のところ、それに近い状況ではあるけれど。

ラマ島への旅

さらに15分くらい歩いて行くと、洪聖爺泳灘というビーチに出てくる。このビーチもまた瀬戸内海の小さな島にありそうなもので、本当にこじんまりとしている。決してきれいなビーチではない。

でも、休日にのんびりするならこういうところがいいっていうビーチ。端にはBBQをするところがあって、こういうところでBBQしたりするのも楽しそう。河川敷で隣を気にしながらやるより全然開放感がある。

洪聖爺泳灘
洪聖爺泳灘

ラマ島への旅

このビーチにあるトイレは比較的きれいだったので、この先のハイキングコースを進むのであれば、ここでトイレを済ませておくのが安全。

ここからはハイキングコースに入ってくるのだけれど、とはいえ舗装された小径が続くだけなので、スニーカーさえ履いていれば、普通の動きやすい格好さえしていれば問題がない。

多少の運動不足があっても散歩しているみたいなものなので大丈夫なはず。なんとなく福岡の能古島とか、瀬戸内の豊島を散歩しているような感じもする。道も一本道なので迷うことはないんじゃないかな。時折、反対側から来る人とすれ違ったり、他に散歩している人に追い抜かれたり追い抜いたり。

ハイキングコースから眺める風景
ハイキングコースから眺める風景

ラマ島への旅

峠の茶屋で買ったお茶
峠の茶屋で買ったお茶

峠の茶屋みたいなところで、少しひと休み。なんだか正体不明のお茶を買ってみる。不思議な味がする・・。でも、せっかく買ったので飲みきった。

そして、旧日本軍が特攻隊の魚雷を隠していたといわれている神風洞。ここまで日本軍は来ていたのかとちょっと驚く。80年くらい前の日本人はこののどかな風景みて、きっと日本の風景と重ねていたんだろうなあって思う。でも、そんな感じの風景。

ラマ島への旅ラマ島への旅

神風洞まで来るとあとは索罟灣まで平坦な道が続くだけ。

のんびりと1時間も歩けばついてしまう距離。ちょっとした散歩にはちょうどいい距離だなってところ。索罟灣には採れたての海鮮類を食べさせてくれるレストランが並んでいる。有名なのは天虹海鮮酒家というところ。でも、ここ以外にもいくつかあるので、比べてみるのもいいかもしれない。天虹海鮮酒家はちょっと高いけれど、確実に美味しいものが食べられる。クレジットカードも使えるので便利。

Rainbow Seafood Restaurant 天虹海鮮酒家Rainbow Seafood Restaurant 天虹海鮮酒家

ラマ島のカフェの女の子
ラマ島のカフェの女の子

お店が出している帰りのフェリーは1時間ごとの出航。場所がよくわからなくて、乗り遅れると1時間待つことになるのだが、いい感じのカフェとかもあったりするので、それもまた旅の楽しみじゃないかなって思う。

もちろん、1~2時間に一本くらいの割合で普通のフェリーもでているので、海鮮食べずにストイックに香港島に帰ることもできる。ここまで来てもったいないなとは思うが。

そんなこんな、半日くらいかけてのラマ島の散歩旅。たとえ初めての香港に来た人も、いままでの香港に飽きた人でも、このショートトリップは面白い経験になるんじゃないかと思う。僕はこういう旅が好きなんだなって再発見した気がする。また来ようかなと。

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