チャオプラヤ エクスプレスに乗っているときに、川沿いにたつひときわ美しいシルエットをみせてくれるワット アルン。

随分と長いこと改修工事をしていて、仏塔にも足場が組まれていたらしいのだが、川から船で見たところ、足場はなくなり元の姿に戻っていたので、行ってみることにした。

渡し船。1分の優雅な船旅。
Wat Arun行きの船が出ている桟橋

三島由紀夫の「暁の寺 豊饒の海」によってあまりにも有名なこの寺院。バンコクでぐだぐだしているときに読んで、いまのバンコクとはあまりにも違う世界に驚いたのだった。僕のなかではワット アルンは対岸から眺めるのが一番きれいだと思っていたのだが、今回ひさびさに訪れてみてその考えを改めた。

そしてワット アルンは改修によって、さらに美しい寺院になっていると思う。この国の寺院はちょっと大げさに修復するくらいが映えるのかもしれないな。

10バーツ硬貨にも彫られているこの寺院は本名をワット・アルンラーチャワラーラームといい、タイ語の「アルン」には夜明けという意味があるので、そこから暁の寺となったのだと思う。チャオプラヤ川の東岸から眺めると夜明けの光を浴びるので、この白い寺院は夜明けの光によって美しいのだろうな。でも、明け方にここへ来るのは至難のわざというか面倒なので、川沿いのホテルに泊まるくらいしかそれを見ることが難しい。

夕方のWat Arun

夕方は逆行によりシルエットがまた違った確度で美しさをだしている。ということで、思わず渡し船に乗って向かってしまったのだが、ひさびさに見るワットアルンはチョークみたいに真っ白で空に映えていた。

Wat Arun
まだ一部修復工事中

近くで見るとゆるキャラっぽい各種の飾りも遠くからみると調和がとれているというかきれいに見える。改修すると、見慣れないせいで、しばらくの間は「どうしちゃったんだ」って思うことが多いのだが、ワットアルンについてはいい意味でイメージが変わったというか、きれいになったなあって思える。

川の反対側でビール飲みながら眺めるだけじゃもったいない。

僕が訪れた2016年1月時点においては、一部でまだ修復作業は行われていたのだが、このブログが更新される4月には終了予定なので、これからバンコクへ行かれる際には新たなワット アルンを訪れてみるのもいいと思う。

ワット アルン(Wat Arun)

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