今回のタイ旅行も後半になってきて、喧噪のバンコクを抜け出して運河と水上マーケットの町であるアムパワーへ小旅行をしてきた。

水上マーケットといえば、ダムヌン・サドゥアクが外国人旅行者に人気の場所だとすると、アムパワーはタイ人に人気のあるマーケット。外国人旅行者の姿はほとんど見かけなかった、すごく静かな隠れ家のような町だ。

バンコクからは戦勝記念塔近くから出ているミニバス(ロトゥー)で90分くらい。ミニバスの乗り方さえ理解できていれば行きやすい場所ではある。

バンコクから日帰りで行くことも可能な場所だけど、僕としては一泊はしてみて、のんびりすることをおすすめする。

今回泊まったAt Casa Guesthouse

僕がそういう旅行が好きだということもあるのだが、あちこち観光地を巡るのもいいけれど、せっかくの休みなのだし、もっとのんびりと過ごしてもいいんじゃないかって思っている。

アムパワーはとくに夕暮れどきの風景や、早朝には僧侶が川を通って托鉢にくる様子が幻想的で美しい。水辺の風景ってこんなにも光りの移り変わりがあるのかって思う。こういうのは、せわしない日帰りの旅じゃなくて、この町に泊まって過ごしながら経験するのがおすすめ。

夕暮れのアムパワー

それにしても、旅に限らず人の記憶って不思議なもので、ものすごいどうってことのない風景や出来事が突然思い出したりすることがある。

それでいうと、運河沿いにあるAt Casa Guesthouseのテラスで寝転がって川を眺めたり、本を読んでいたりする風景って、別にどうってことがないのだが今回の滞在でもっとも記憶に残っている。川を伝ってふわっと通り抜ける風はすごく気持ちがよかったなあ、とか。

あとは、ここで食べたシーフードの美味しさ。ひさびさに食べた海ぶどうは沖縄を思い出した。英語すらあまり通じないようなところだったが、そんなの全然気にならないような大らかさで過ごしていたな。ビールも美味しかったし。

観光的なことといえば、ワットバーンクンへの旅。ちょっとした船旅なのだが、アムパワーの運河からメークロン川に出ると、まるで海のようだ。波を切り分けるように向かっていく。ワット バーンクンは18世紀に建立された寺院なのだが、長いこと放置されてきたためいまでは菩提樹に囲まれるように経っている不思議な風景の寺院。

しかし、いまではすごく大事にされている「生きたお寺」って感じ。しかし、ここは少しずつ観光化が進んできているのか写真撮影の禁止とかが出てきている。人が増えてくると面倒なことも出てくる。

それでもアムパワーののどかさは変わらず、すごく好きな町。なにもないってことを過ごすにはこんなにいい町はないだろうな。バンコクもいいけれど、たまにはこういう場所で過ごす旅もおすすめです。

この旅の記録:アムパワーへの小旅行、運河の町でのんびりする(2016年1月)

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