今回の旅のメインテーマである白州蒸留所のツアー。これがあるがために列車での移動となったくらいだ。楽しいツアーだったし、白州蒸留所で作られるお酒のイメージががらりと変わるものだった。

白州蒸留所は別名「森の蒸留所」とも呼ばれていれて白樺の森のなかにある。ウィスキーは水が重要なので、こういう美しい水がある場所を選ばれたとのことだが、優しい風合いのウィスキーが作られているという印象。

蒸留所、森の中にある
蒸留所、森の中にある

僕のなかでは、白州のブランドって、なんとなく勝手に個性がない蒸留所のお酒という印象をもっていた。日本のウィスキーだとニッカの方が面白いよなあ、とか思っていたくらい(ニッカの宮城峡蒸留所は楽しい)。しかし、これはいい意味で覆された。日本のウイスキーって面白い。

白州蒸留所までは、小淵沢からは車での移動となる。ピークのシーズンにはシャトルバスがあるようだが、冬場であるオフシーズンはタクシーでの移動となる。片道2,000円くらいだろうか。冬場は積雪があると工場見学が中止になることもあるので注意したい。

工場見学は、いまはインターネットでの予約制になっていて、僕は有料のコースを予約。これは、金額の価値がある面白いツアーだと思う。見学コースとしては、ウイスキーについての基本的なことを学んだ後に向上を見てまわることになる。

ニッカウヰスキーの工場には余市や、宮城峡の蒸留所へ行ったことがあるのだが、サントリーの蒸留所ははじめて。なんだか雰囲気が違うものだなって思う。サントリーの方がシステマチックに動いている。どちらにも、それぞれのよさがあると思う。

この蒸留の釜、スチールを打ち出して作っているのがわかる。
この蒸留の釜、スチールを打ち出して作っているのがわかる。

サントリー 白州蒸溜所

圧巻なのは熟成の倉庫。ものすごい高さに樽が積み上げられていて、そのウイスキーの香りだけでも圧倒される。お酒弱い人は絶対に酔いそうな勢い。でも、ここでウイスキーは熟成されているのかって思うと、白州のお酒を飲むときにこの森のことを思い出したりしてちょっと楽しい。何年もの時間を越えているのだなっていうのもウイスキーの楽しみのひとつ。

熟成庫は圧巻の規模
熟成庫は圧巻の規模
時代を感じる
時代を感じる

工場見学の最後は試飲の会なのだが、ここではウイスキーの楽しみ方や、白州の森のハイボールの作り方まで、いろいろと勉強になるし楽しい。ちょっとしたおつまみも美味しくて後でお土産物屋さんで同じのをみたら、工場見学の料金より高かった。そう考えてもこの工場見学ツアーはかなりお得で楽しい。

そうそう、忘れてはいけないのは、別途にある有料の試飲コースはすごく楽しい。市販されていないお酒を飲むこともできるのだが、ほぼ原価みたいな格安さ。一杯あたりの量は少ないので、ちょっとずつ様々な種類のお酒を楽しむことができる。やはり試したいのは白州25年もののウイスキー。

ボトルではとても買えるものではないし、普通にお店で飲むと相当な金額がかかるのだが、ここだとワンショット2,500円くらい。それでも高いが、バーなどで飲む金額から考えると半額以下だと思う。

試飲も楽しみ
試飲も楽しみ

サントリー 白州蒸溜所

白州25年!白州のウイスキーに対する考えが変わる。
白州25年!白州のウイスキーに対する考えが変わる。

工場見学自体は2時間くらいだけど、試飲も含めてたっぷりの時間を確保して行きたいところ。すっかり飲みふけってしまい、工場を出たときにはすっかり夕方が近づいている時間だった。もの作りの現場って楽しいなという半日を過ごした。

サントリー 白州蒸溜所
住所:山梨県北杜市白州町鳥原2913-1

Related Post

Quinary(クイナリー)で新感覚のミクソロジー・カクテルを楽しむ土曜日の夜。... なかなか終わらない土曜日の夜で旅の初日。毎回そうなのだけど、土日で行く香港旅行は初日が充実している。土曜日の夜がこんなにも楽しいとはって思える旅だ。 ホテルに戻る前に立ち寄ったのはSOHOエリア近くにあるQuinary(クイナリー)というカクテル・バー。土曜日の夜ともなれば人であふれかえってい...
松本城のなかに入ってきた 前回の訪問は夕方だったのだけど、天守閣のてっぺんから北アルプスの向こう側にしずむ夕陽を眺めながら、これはこれできれいだが山並みをくっきりと観るには午前中がいいのかもなと思っていた。 ということで、今回は前夜はだいぶ夜遅くまで飲んでいたけれども朝早くにチェックアウトして松本城へと向かう。こういう...
「吟醸酒房 油長」で伏見の日本酒を呑み比べる... 伏見で地元のお酒を手軽に呑み比べするならば油長がおすすめ。ところで、酒屋さんの店内でお酒を飲むことを関東では「角打ち」というけれど、関西では「立ち呑み」というらしい。「角打ち」の意味がよくわかっていないので、「立ち呑み」の方が直感的でいいなとか思ってしまった。 「吟醸酒房 油長」のアクセス ...
Tangorはルアンパバンでおしゃれな食事楽しめるレストラン... ルアンパバンの旧市街のメインストリートにあるレストラン。昼は普通のレストラン、夜のバータイムになると雰囲気がいいのでおすすめ。 オーナーはフランス人みたいで、センスのいいインテリアが素敵で、出てくる料理も洗練されている。 セビーチェが美味しいのだけど、オーダーしたらお店の人が「おまえ、こ...
気軽に立ち呑みできるが本格的「The Northern Lights Corner」で京都の夜を締め... 今回の京都旅のラストは河原町のバーで過ごしてみることにする。 四条河原町の裏通りにあるThe Northern Lights Cornerは、祇園にある「FINLANDIA BAR」(フィンランディア・バー)や、今回も訪れたThe Common One Bar Kyotoと同じ系列でもっとカジ...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください