安曇野に住んでいる友人は、こっちの観光関連の組織に勤めているらしく、訪れてきた観光客へたまに「ハイ、こちらがおすすめですよ」とかやっているらしい。

そして、風ゆらでランチを食べながら、ランチ食べたあと軽くどこか観るところある?って話しをしていて向かったのは篠ノ井線の廃線跡。

1980年代後半に篠ノ井線の新線が開通したため(後でこのルート通ったがほとんどトンネルで通り過ぎた)、明治時代に作られた既存の路線は廃線となった。そして、その後、ハイキングと自転車のルートということで、「国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道」として整備された。

踏切の遮断機くらい撤去すればいいのに、そのままになっている

ルートは数キロに渡り通り抜けができるようになっている。途中のルートでは踏切がそのまま残されていたりして面白い。そして、山沿いのルートなので、見晴らしがいいところやトンネルなどを通り抜けるので結構楽しそう。

とはいえ、訪れたときは真冬の一月で雪で覆われている。廃線が本当に廃墟らしい感じで新雪の道を踏み抜きながら歩いてみた。もし、冬に来ることがあればちゃんとしたトレッキングブーツを履いてきた方がいい。駐車場はとくにないのだが、ところどころに開けた箇所があるので、そこに車をとめておける。これは、おそらく季節を問わずそうなんだと思う。

僕が訪れたのは漆久保トンネルのあたり。1月にここへ来る物好きはそうそういない。僕はすごい楽しかったのだが、どこか面白そうなところっていったら真冬の廃線跡へ連れてくるというのは、ちょっとすごいよな。

国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

枝に雪がつもって花が咲いているようにもみえる

ようやくのことでトンネルまでたどり着いて、そこを抜けてみると切り通しの線路跡が続いていた。この先になにがあるのだろうってすごい気になる。雪が積もっていて、まわりはなにもないので音が消えたような世界は絵本のなかみたいだ。

トンネルを抜けると別世界につながっていたという感じすらする。先へ進むと帰ってこられないような気がしたので(実際、列車の時間もせまっていたし)、元の場所へ戻ることにした。

ただの廃線跡のルートなので、なにもないといえばなにもないのだが、僕はそういうのが好きなタイプなので、このルートはすごく興味がわくところ。ここは季節を変えて、次回はゆっくり時間をとって訪れてみよう。

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