台南での宿は正興街の正興珈琲館が定番なのだけど、今回はちょっと違うところにしてみた。

正興街にも歩いて数分と近いところなのだが、古い建物をリノベーションして宿にしている「興居 台南 Vintage Mansion」というところ。結論としては、きっと泊まる人を選ぶような宿だと思うけれど、僕はかなり好きなところだなということをしみじみ感じる宿だった。

アクセス

民権路二段という通りにある。見た目は普通の古い建物で看板もないので注意が必要。ホテルではないので、事前にメールで訪問時間を伝えておいて訪れる必要がある。

人の家に遊びに行くかのようだ。メールは英語で問題ない。とはいえ、この時点で結構ハードルが高いといえば高い。国鉄の台南駅からは歩いて20分くらい。タクシー利用が無難。

外観

興居 台南 Vintage Mansionについて

水まわりはイマイチ

本当に台南に暮らすかのような滞在だった。朝に出かけるときには「行ってらっしゃーい」といわれ、夜中に帰ってきたらオーナー夫妻が一階で映画を観ていて「おかえりー」「ただいまー」って挨拶したりする。旅のスタイルは色々あるけれど、こういう街に馴染むような感覚はとても心地がいい。

オーナー夫妻は英語でのコミュニケーションができるので、その点はホテルと同じかそれ以上に安心できる。奥さんは少しだけ日本語ができるのだけど発音がきれいなので、最初は日本人かと思ったくらい。

建物は古い建築をリノベーションしているのだが、相当に頑丈そう、そしてセンスよく改装していて居心地がいい。なにより天井が高いので、外の暑さが逃げていくのと中庭の吹き抜けは風が通り抜けていくのが気持ちいい。どこを撮ってもフォトジェニックな宿だ。

入口

こういう宿には似たような感じの人が集まってくるのか、静かな雰囲気で互いの距離感もほどよき感じ。そして、オーナー夫妻が飼っている猫のかわいさは、いままで出会ってきた猫のなかでもトップクラスにかわいい。窓越しにのぞき込まれたときには、ちょっと倒れそうなくらいにかわいかった。

とはいえ、弱点もある。

なにより、ホテルではないのでチェックインのときにはオーナー夫妻に連絡をとっておく必要がある。そして、水まわりはとても清潔なのだけど、古い建物に無理矢理つけた感じはある。なので、部屋のトイレはカーテンで仕切られただけなので、一人旅じゃないとちょっと利用しにくい。とはいえ、各階には共有のトイレがありそちらもきれいなので、そこを利用するというのもある。

そしてシャワーは、まさにシャワーブースという感じでカプセルみたいなものが部屋に置かれている。なので、部屋からは丸見え。友人同士の旅だったらちょっと気まずそうな感じがするな。

とはいえ、それを上まわるほどの心地よさがこの宿にはあると思う。台南の空気を感じながら暮らすようなこの宿は泊まってみてそのよさを実感できるんじゃないだろうか。

予約についてはHotels.comでの予約が可能。

興居 台南 Vintage Mansion
住所:台湾台南中西區民權路二段305號

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2 Comments

  1. スタッフZ

    はじめまして。台北永康街長順名茶のスタッフブログを書いているZと申します。
    拙ブログにてこちらのページの紹介とリンクをさせていただきました。
    もし問題がございましたら、ご連絡くださいませ。
    よろしくお願いします。

    • ご連絡ありがとうございます!こちらの宿行かれたんですね。いいですよねえ・・。
      ぼくもまた泊まりに行こうかと思っております。

      そして台北でお店をされているんですね、直近では台北に行く予定がないのですが、台北に行った際には立ち寄りします!

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