台南への旅行がメインだったけれど、飛行機は高雄発着だったこともあり、帰りに一泊してみることにした。僕としては旅をしていても高雄にはあまり特徴を感じることがなく、台南にあるような旅情もない、ミニ台北みたいな街だなと思っている。印象が悪いわけではないけれど、台南のよさの前には少しかすんでしまうというところ。

台南と高雄の間は鉄道で約1時間くらい。台南から高雄にやってきてまず思ったのは街が大きいということ。なんだか田舎からやってきた人みたいな意見だが、台南ののんびりした雰囲気からするとすごく忙しいイメージ。

高雄の街
高雄の街
高雄の地下鉄イメージ
高雄の地下鉄イメージ

ホテルに荷物を置いて向かったのは高雄の港湾エリア。古い日本統治時代の料亭をリノベーションした一二三亭というカフェがおもしろい。落ちついた雰囲気と、丁寧に淹れられたコーヒーは高雄の街の忙しさを忘れさせる優しさがある。

一二三亭
一二三亭

そのあとは港湾エリアをぶらぶらとしていると、日本のお正月でもこんなにあがらないっていうくらい多数の凧が空を舞っているのがみえる。

近くに行ってみると巨大な公園になっていて、シャボン玉を飛ばしたり、たこ揚げしたり、芝生でのんびりとしたりしている。この日は日曜日で、みんな休日の午後をこんな風にして公園で過ごしているみたいだ。

なんでも規制するような日本の公園とは全然違っていて、人が集まってのんびりと過ごすのが公園だとすると、こんなに正しく気持ちがいい公園はないと思う。

高雄の散歩

高雄の散歩そのまま公園を散歩して日も暮れてきたので夕食は近くにある小西門燉肉飯米糕城を食べ歩いてみて、さらに小林雞肉飯まで行ってみる。量が少ないからこうして食べ歩きできるけれど、なかなかに忙しい。

小林雞肉飯の鶏肉丼は絶品だったな、地元の人がおすすめするところに行く情報のたしかさを実感する。

小林雞肉飯
小林雞肉飯

ホテルへ戻る前に美麗島駅の改札を出てみたら、この駅の特徴であるステンドグラスを使ったインスタレーションがはじまって驚いた。この駅の光之穹頂 The Dome of Lightは世界でもっとも美しい駅のひとつに選ばれるくらいなのだが、このインスタレーションは必見だと思う。

光之穹頂 The Dome of Light
光之穹頂 The Dome of Light

ホテルはごくごく普通のサンドゥオ ホテルというビジネスホテル。ここに泊まった理由はコンテストで世界一にもなった吳寶春麥方店のパンを買うため。ここのアジアチャンピオンになった酒釀桂圓麵包(Taiwan Longan with Red Wiine Bread)と、世界チャンピオンになった荔枝玫瑰麵包(Taiwan Litchi Rose champion Bread)は予約をしてでも食べてみたい一品。どちらもいままで食べてきたパンの味をくつがえすくらい新しくて美味しいものだった。

吳寶春麥方店、ものすごい行列
吳寶春麥方店、ものすごい行列

朝食は高雄で人気の興隆居にて食べてみる。たしかに美味しいのだけど、高雄での相対的な話しなのかなと思ってしまう。

一泊二日の急ぎ足だった高雄旅行は正直な感想としては日帰りで立ち寄るっていうのでもよかったなという印象をうけた。とはいえ、吳寶春麥方店のパンはすごい。印象の薄い高雄のなかでここだけが突出している。

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