大隅半島の垂水でのんびりとした後、鹿児島市内の方に行こうと思っていたのだが、半島を戻っていかなくても桜島へ橋がかかっているので、桜島を経由して鹿児島市内に行けることに気づく。

旅において来た道をそのまま戻るくらいつまらないことはないのと、桜島経由というのが意外で楽しそうだったので迷わず選択。垂水から少し国道を戻って桜島方面へと橋を渡る。

桜島フェリー30-40分くらい車を走らせるのだが、この活火山の島にも結構住宅地があることにちょっと驚くというか不思議な感じがする。右側には巨大な岩山があり、左側は海にへばりつくように家が並んでいるという風景は島ならではだと思うが、これだけ活発に噴火している山のすぐそばで暮らすってどんな感じなのだろう。

桜島でもっとも開けているのは鹿児島市内へ向いたエリアで、火山灰に埋もれた鳥居などの観光地もあったりするのだが、今回はパスして先へ進むことにする。

それにしても、なによりも驚いたのは桜島と鹿児島市内を結ぶ桜島フェリーは24時間運航であるということ。橋を利用する感覚なのだろうし、この活火山を抱えたところからいつでも移動するという安心感を考えるとすごく便利だなと思うけれど、なによりこの交通量で24時間営業ってすごい。車で乗りこんでも結構安かったし。

車でフェリーに乗りこむとそのまま車にいる人もいるのだが、ここはやはり客室まであがって短い船旅を楽しみたいところ。10分そこそこで着いちゃうので香港のスターフェリーほどではないけれど、それでも短い船旅ではある。

桜島フェリー客室まで上がったら、この時間を使って船内にあるうどん店に行ってみるのがおすすめ。「やぶ金」というお店でどのフェリーに乗ってもあるのだけれど、博多華丸大吉とか色んな人が絶賛している。ということで、さっそく食べてみることにする。

桜島フェリー桜島フェリー頼むとさくっと出てくるのだけど、出汁の美味しさがしみわたり、ちょっとコシのない麺は九州らしいうどんの味。シンプルで懐かしい感じは、旅をしているなって思える。きっと、ここより美味しいお店はあるだろうし、船に乗っている最中でなければ全然違う印象になるかもしれない。

でも、古きよき日本の味ということであれば、ここのうどんこそまさにその王道みたいなところだと思う。

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