今回の旅でもよく食べ歩いたなあってしみじみ思う。食とは本来、生きるためにあるものだけど、僕にはもはや、食べるために生きているんじゃないかと思ってしまうくらいだ。ということで、今回の食べ歩きリストのまとめを作ってみることにする。台南旅の参考にしてもらえれば嬉しい。

前回の旅でのまとめ:今回の旅での台南小吃グルメまとめ

牛肉湯・羊肉湯
包成羊肉の羊肉湯

今回の旅ではあまり食べ歩いていないけれど、包成羊肉を再訪してみてやはりここの小吃は美味しいと幸せをかみしめた。

牛肉湯はたっぷり出汁をとった熱々のスープに新鮮な牛肉をくぐらせたシンプルな料理なだけにごまかしがきかない感じがする。そういった意味では、何軒かまわってみたものの、六千牛肉湯を越えるところはないんだなと改めて思った。

肉圓

不思議な見た目と食感がある肉圓という食べ物は、台南が発祥の料理。今回もまた黃氏蝦仁肉圓で食べることができて、ここは美味しいなと思った次第。肉圓は豚肉が定番らしいけれど、僕にはエビの方が好きだな。

台南以外で食べるとどうしようもなくまずいことがあるのだが(例:桃園空港の食堂)、この料理こそ台南ならではのものなのかもしれない。

粽・お粥

これはもう、ひさびさに訪れた再發號肉粽が最高に美味しい。それを確認する結果となった。ボリュームある粽はそれだけで満足してしまい、もはや小吃なのかというところだけど他を食べるくらいならばここのおすすめしたい。

そしてお粥について。この街のお粥を食べるために旅をしに来る価値があると思うくらいだ。今回訪れた台南市街地にある阿堂鹹粥も美味しかったけれど、しかし阿憨鹹粥を越えるまではいかなかったというところ。あの店のサバヒー粥はちょっとお粥の概念が変わるくらいに美味しい。

蝦仁飯・雞肉飯

このあたりのお店も今回はあまり訪れることができなかったなあ。集品蝦仁飯は前回の台南旅でも気になっていたので、ようやく訪れることができたところ。

有名店だけに安定の美味しさ。でも、雰囲気はぜんぜん有名店な感じはなくてそこらへんの屋台が派生したかのようだ。こういう気取らないところも台南のよさだと思う。

前回、高雄で食べた雞肉飯(小林雞肉飯)に感動して、台南でも食べてみることにしたのだが、こちらはちょっと残念な結果。まあこういうこともあるよなって思うところはあるけれど。

スイーツ、フルーツ

小吃のお店、思ったほどにはまわっていなくて、今回の旅ではカフェやフルーツのお店に数多く訪れていた。5月下旬ともなると夏のはじまりを思わせる気候で街にはさまざまな果物が出回り始めてくる。とくにマンゴーが市場に出てくるのでこれは外せない。

泰成水果店で台湾産とタイ産のマンゴーを食べ比べすることができたのだけど、これはちょっとおもしろい体験だった。台湾産の自然な甘さはこの地の気候にあっていて、タイ産の甘ったるさがちょっと濃すぎると思ってしまう。でも、タイにいくとそんなことはなくて、これが地産地消というのだろうなと自分の感覚で理解できるのは楽しい。

そして、フルーツ好きであれば、そんな好きじゃなくてもこれをきっかけに好きになるかもしれないというくらいにおすすめしたいのは新美街にある鳳冰果舖というお店。細かいディテールまでこだわって作られている店内は本当に隅々までかわいくて、オーナーの子の趣味が表現されている。そして、出てくるフルーツもまた美味しくて細かくカットされていて、きっとこの仕事が好きなんだろうなあって思える。こういうお店はすごく嬉しくなる。台南に来たら立ち寄ってみてもらいたいところ(なんならこのブログ見せて宣伝してみてもらいたいくらいだ)。

カフェ・バー

今回もまた台南でコーヒーを楽しむことができたのは幸せなことだな。なにしろ立地からしておもしろくて台南らしいと思ったのは秘氏咖啡。へんだよ、ここって思うけれどそれがなんだか楽しくなってくる。

抜群に美味しいコーヒーだなと思ったのは道南館 自家烘焙咖啡館で淹れられたもの。もしかしたら、コーヒーを淹れるというのはすごく大事な祈りの儀式なのではないだろうかと感じてしまうくらい、厳かでそして丁寧な動きだった。出てきたコーヒーにはその思いがつまっているような感じがして、しみじみと美味しい。

バーでいえば、ちょっと観光でいくエリアからは外れているけれど、KINKS老房子&WIRE破屋はおもしろい。台南ならではの古い家屋のリノベーションをしたバーで、まあきっと旅行者はあまり行かないだろうけれど、それがまた「ここどこにいるんだっけ?」という感じにもなり楽しいと思う。

その他

分類するには細かすぎるものたち。このなかで、印象に残ったのは朝食を食べた葉家小卷米粉かなあ。セロリの風味がきいたスープはさっぱりしていながらも複雑な風味があり印象に残る。台南のなかではさっぱりした味を前面に出しているので、ちょっといつもと違う朝食ということであればここに来るのもいいかもしれない。

ここまで書いて思うのは、まあ自分でいうのもなんだけど、よく行ったよなというところ。これで台南という街の輪郭がわかってきて、これからの旅がもっと楽しくなるような気がしている。

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