グルメの街である台南だけど、台湾で最も古い街のひとつでもあるし、歴史的な場所や南国ならではの豊かな自然など色々なみどころが沢山ある。

食べ歩いているだけじゃもったいない、台南の観光スポットも紹介しておきたい。

台南随一の絶景。マングローブ林のなかをゆくボートツアー。30分くらいで周囲の水路を行って戻ってくる。ボートの発着場所には大眾廟という、台湾らしい大きな寺院もある。ここはボートツアーから戻ってきて時間があれば、くらいでもいいかと思う。このマングローブ林がつくりだす緑のトンネルは美しい。写真で見るだけじゃもったいないので実際に観てみてもらいたい。

四草綠色隧道碼頭(大眾廟)
住所:台南市安南区大衆路360号
時間:(夏)8:30-17:00,(冬)8:00-16:30

四草綠色隧道碼頭と安平エリアをセットでまわるのがおすすめ。安平古堡とはこの地に進出してきたオランダ人によって1624年に建設された台湾でもっとも古い城堡である。

17世紀からわりと最近になるまで、この砦は台南を囲むようにした入り江の突端にあったみたいで、その入り江は市街地にある赤嵌樓までひろがっていたみたい。きっと昔は天然の良港だったのだろう。いまでは、安平古堡は台南守備の前線基地というより、縁日みたいな商店街がひろがる古城という感じ。必見なのは昔の状態のまま残されている城壁の一部。

安平老街は平らなところにある九分というか、金瓜石というかとにかく雰囲気のある平屋の建物が並んでいる。なんだか日差しの具合とかも含めて沖縄に来たみたいだなって思う。路地を歩いていると向こう側から犬が散歩なのか、てくてくと軽やかに歩いてきたりする。そんな風におおらかで、のどかなところ。

安平古堡
住所:台南市安平区国勝路82号
時間:8:30-17:30
休み:なし

もともとは日本統治時代の1932年に開業した百貨店で当時では最先端の技術が使われていたみたいだ。その後、終戦と同時に百貨店は閉店、その後紆余曲折があり30年くらい廃墟のビルだったのだが、2014年6月に林百貨としてオープンしている。

フロア毎にテーマが分かれているけれど、共通しているのは台湾製の商品を取り扱っているところ。Made in Taiwan(MIT)の商品が集まっているので、お土産を探したりするにもいい。夜はライトアップもされていて、それもまた美しい。普通の食料品とか雑貨は全くないけれど、お土産ものを探すには22:00までやっている営業時間含めてとても利便性が高くて見どころのおおいところだと思う。

林百貨
住所:台南市忠義路二段63号
時間:11:00-22:00
休み:なし

市街地にあり、古い城砦のひとつである赤崁樓。一度酔っ払った深夜に赤崁樓の入口からなかをのぞき込んだのだけど、ハッとするくらいきれいだった記憶がある。

この城が作られた当時の台南はいまより海岸線が内陸まで来ていて、赤崁樓のあたりは入り江になっていたみたい。そして、入り江の突端になっていたのが安平古堡であるということ。そう考えると、いまでは市街地に囲まれているどちらの史跡も、昔は砦と城の関係で海から進入してくる外敵を守るための前線になっていたというのも理解できる気がする。

入場して最初に目に入るのは美しく整えられた庭園と赤崁樓の建物。意外と小さな建物だけど、細かいところまで凝ってつくられていて、屋根の作り込みとかちょっとユーモラスな雰囲気さえ感じてしまう。魚が飛び跳ねているかのようだ。そして、足元の池には笑っちゃうくらい大量の鯉がうようよと泳いでいる。ちょっと指を水面に近づけてみただけでもエサかと寄ってくるのだが、指が食べられてしまいそうで恐いくらい。でも、これは必見の価値がある。

赤崁樓
住所:台南市民族路212号
時間;8:30-17:30(土曜日は21:30まで)
休み:清明節、端午節、中秋節及び春節(旧正月)、1月1日-3日

B.ARTは台南アートの中心的な存在でアートギャラリーとしてもおもしろく居心地のいいカフェもあったりして興味深い。観光の合間に行くのにおすすめのところ。

外見はアンティークショップのような風格があり、扉をあけた一階はアートギャラリーになっている。営業時間中は無料で見学自由で、中庭も含めて作品が展示されている。作品は定期的に入れ替えがされている。広々とした空間の雰囲気も含めて台南観光のあいまに立ち寄ってみる価値はある。

二階はカフェになっていて、軽食とコーヒーなどを楽しむことができる。ここは、かなり穴場の場所でお客さんも少ないのでイベントをやっていないときにはひと休みするのにうってうけの場所。席もゆったりしているし、なかなかに居心地がいい。

B.B.ART | GALLERY. CAFE
住所:台南市民権路二段48号
時間:11:30-21:00(日-19:00)
休み:月曜

このブログで取り上げているお店が一覧になっている台南の旅行地図はこちら

Related Post

木崎湖を眺める 安曇野から信濃大町を通りすぎて木崎湖まで。ここは、「おねがいシリーズ」というアニメのモデル(聖地)となっていて、結構前のアニメらしいのだがいまだに多くのファンがやってきている。僕は見たことないけれど、ここの風景は美しくて好きな場所。今回は湖を見下ろす場所を通ってぐるっと一週してきた。 ...
台南を旅する3つの理由。 僕がこの世界中のなかで最も好きな街のひとつが台南。台湾というと台北に行く人は多いし、もちろんそれは楽しいのだけど、ちょっと新幹線で足を延ばして台南に来てみると、また違った台湾の一面をみることができるはず。 なにしろ台北よりも物価が安く、そしてコンパクトに小さい街は散歩するにはぴったりのサイズ。...
旅行になくてもいいけど、あると幸せなアイテム 5選... 旅行の持ち物っていつも迷っている。いろいろ持っていきすぎてつらいこともあれば、厳選しすぎて不便になったりもする。 僕がたどり着いたのは「好きなものだけを持っていく」というスタンスなのだが、そんななかで「なくても困らないけれど、あると旅が豊かになる」アイテムをいくつか紹介したい。 モバイル...
2013年のベスト トラベル5選 いよいよ、2013年もおわり。大晦日って、いままでの師走の忙しさが嘘みたいな、のんびりした気分になる。まな板の上の鯉のように「もう今日で年も終わりだし、いいや」という、やや自暴自棄的なリセットする気分でもあるのだが。 で、年が終わる前に旅のまとめ。最後は今年もっとも印象に残った旅について。旅と...
極上のバンコク ルーフトップバーめぐり5選... 今回、バンコクでの旅のなかでルーフトップバー(またはスカイバー)を巡ってみた。バンコクは日本の建築基準では考えられないようなところにバーがあったりして、それがまた面白い。寺院や市場だけじゃないバンコクの楽しさもあるなって思う。 なお、だいたいのバーはドレスコードがあり、男性であればハーフパンツ...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です