小吃(シャオチー)とは、店や屋台で食べる中華の一品料理のことで、台南にはこの小吃のお店がそれこそ星の数ほど無数にある。小吃こそ台南が誇る食文化だと思う。

前日の投稿で朝食編を紹介したので、今度はランチや「ちょっと小腹空いたな」というときにおすすめしたいところを僕が行ったところのなかから選んで厳選の6軒を紹介したい。結構定番のところが多く入っているのでガイドブックなどにも載っていると思う。

でも、このランチ時こそもっとも街が賑わうので、このリストよりもいい店があれば教えて欲しいところ。

ガイドブックでもサイトでも、とりあえず台南に来たら度小月の担仔麺を食べるべし。みたいなことが書いてあって、日本人も多く訪れる台南の名店。台北にも出店しているけれど、味を変えているらしい。そして、この本店の雰囲気で食べる方がやっぱり美味しい。創業100年越えの老舗で、台南といえば度小月の担仔麺というくらいの知名度。台南市内にも何店舗もあるのだが、古風なインテリアや昔ながらの作り方を垣間見ることができるのは本店ならでは。

麺は数分でやってくる。ものすごい有名なんだけど、きちんと昔ながらのファーストフードの位置をちゃんと保っているのが気取ってなくて感じがいい。小さなお椀に麺が入っていて、肉そぼろと海老、ニンニクとパクチーが載せられている。「よくかき混ぜてから食べてね」っという店員さんのアドバイスに従い食べてみる。スープの出汁が効いていてうまいなあ・・としみじみ思う。麺もコシがあって日本人好みな雰囲気。そりゃ、日本人が足繁く通うよなって思う。おいしいもの。

度小月担仔麺
住所:台南市中正路16號
時間:11:00-24:30

台南といえば粽(ちまき)が有名。ここ数回の旅で劉家肉粽とか郭家粽子とかの粽を食べたけれど、ひさびさに再發號肉粽に戻ってきて、やはりここの特製海鮮八寶肉粽が一番美味しいと思う。

再發號肉粽は100年近く続くちまき専門店であり、台南屈指の有名店。でも、お店の雰囲気は普通の感じでメニューも粽とあとは数点あるかどうか。おすすめはもっとも豪華で値段も高い特製海鮮八寶肉粽。ほかで食べる粽の倍くらいの大きさがある。アワビやホタテの貝柱、栗や豚肉など海の幸も山の幸も全部入りですごい豪華。粽の神様みたいな存在だよな。

蒸したてのものにタレをかけて出してくれるのだが、他のお店の甘さとは違って醤油感がある。具材もたくさん入っていて、食べながら「栗まで入ってる!!」とか驚くくらい。干しエビは台湾産。もち米のボリュームもあってこれひとつで満足感がすごくある。

再發號肉粽
住所:台南市民權路二段71號
時間:9:00-20:30
休み:端午節の翌日、不定休

台南ではすごく有名なお店みたい。肉燥飯と綜合湯を頼むのがおすすめ。スープは個別に何種類かあるのだが、全部入りがベストなんだということ。肉燥飯は一見すると魯肉飯のようにも思えるけれど、魯肉飯はラード入りの部位で作っているけれど、肉燥飯は肉そぼろのみを利用しているということらしい。たしかに、肉燥飯はさっぱりしていて「そぼろご飯」という感じが強い。そして、すげえ美味い。

綜合湯は具だくさんでスープというより、おかずという感じがする。なんかちょっとクセがありすぎて食べにくいなっていうのもあったけれど、それでもスープも含めて絶品であることにまちがえはない。そして、具だくさんでこれだけでお腹いっぱいになるくらい。

永記虱目魚丸
住所:台南市中西區開山路82-1號
時間: 6:30-13:00

夕方に行くと売り切れていることもあり、またいいエビが仕入れられないとお店を閉めてしまうので、ちょっと出会いの運みたいなものが必要。ブログの記事では朝をおすすめしていたけれど、よくよく考えると行ってみて「今日はいいエビないからお休みね」なんて話しになったらショックだよな・・ということで、こちらではランチのおすすめにいれておく。ここで、お休みであっても近くに再發號肉粽があるからバックアップのプランもあるし。

ということで、黃氏蝦仁肉圓は100年以上の歴史をもつ屋台のような小吃のお店なのだが、お店の外観からは格式みたいなものは感じられない。なんていうか、駄菓子屋の軒先で少し料理作って出しているかのような雰囲気がある。店先にある大きな蒸し器と「肉園」の文字が目印。

出てきた肉圓は地元産のエビを使っていることもあり、見た目にも美しい。そして、お皿もまたかわいいんだよな。ちょっと小粒な見た目からしてキラキラしたような美しさ。スープはエビ殻からとっているということで、出汁の効いた甘みを感じるものでこれもまた美味しい。肉圓にとってこのスープの美味しさが重要だなと思っていて、ここのスープは台南にあるどこのお店よりこだっていると思う。そして、さらっと散らしているパクチーもいいアクセントになっている。

見た目にも食べても抜群に美味しい黃氏蝦仁肉圓のエビ・バーワンは台南グルメでトップクラスにおすすめのひとつです。

黃氏蝦仁肉圓
住所:台南市中山路79巷2弄1号
時間:9:30-17:00(売り切れ次第終了)
休み:不定休

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僕にとっては変わらずに、台南グルメのなかでも最も美味しいもののひとつ。なかでも必ず食べる価値があるのはお店の名前にもなっている「蝦捲」という、たっぷりと海老が入った春巻きのような料理。海老のすり身のほか、野菜なども入っていてすごく贅沢な料理になっている。これが、海老の風味が効いていてすごく美味しい。

もうひとつ好きなのは黃金海鮮派というもの。これは、さつま揚げみたいな感じだけど、ちょっと風味が異なっていて、見た目以上にボリュームがある。この二品を食べたとしても数百円程度というのはすごくお得に感じる。安平老街とセットで来てみてもらいたい、おすすめのお店。

周氏蝦捲
住所:台南市安平區安平路125號
時間:8:30-19:30
休み:なし

ここの牡蠣オムレツを食べて、台湾での牡蠣オムレツに対する印象ががらりと変わった。というか、何度も台南来ているのにもっとはやく来ておけばよかったとすら思ったお店。メニューはいくつかあるのだけれど、おすすめはなんといっても蚵仔煎という牡蠣のオムレツ。牡蠣は小ぶりで牡蠣のぷりぷりな食感というよりも風味を味わうスタイル。

オムレツの作り方だけど、ふっくらと蒸らすように作ったりしているので簡単そうにみえて丁寧で手がこんでいる。出てきた蚵仔煎は見るからに美味しそう。いままで食べていた蚵仔煎ってなんだったのだろうって思ってしまうくらいだ。台南グルメの神髄をみた感じがする。

石精臼蚵仔煎
住所:台南市國華街三段182号
時間:7:30-19:30
休み:不定休

このブログで取り上げているお店が一覧になっている台南の旅行地図はこちら

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