小吃(シャオチー)とは、店や屋台で食べる中華の一品料理のことで、台南にはこの小吃のお店がそれこそ星の数ほど無数にある。小吃こそ台南が誇る食文化だと思う。

夕食のおすすめも色々考えたけれど、ちょっと件数を厳選して四軒に留めておくことにする。昼から夜にかけてやっている小吃のお店なんかもあってそういうところもおすすめなのだが、夜ということに限定するとちょっとおすすめからは外してしまった。

厳密にいうと小吃ではない分類のお店もいれているけれど、そこら辺はゆるく受けとめて欲しい。

台南の人にとって朝食の味である牛肉湯を夕方から深夜にかけて提供している小吃。でも、これはこれでありだ。夜のはやい台南の街では貴重な存在だと思う。

ここの牛肉湯は肉らしい肉というか、肉の臭みが好きな人には好みだと思うが、ちょっとクセがあるともいえる。同じ料理でも随分と違うものだなっていうのがまた面白い。生姜とかタレについては自分で好きなだけとって調合できる。辛そうな味噌みたいなのもあったから、自分で味付けしてみるのが台南のスタイルなのかもしれない。

府城牛肉湯
住所:台南市府前路二段167-2號
時間:16:00-翌5:00
休み:月曜日

行列をしているお店はハズレがないというのは、都市伝説ではなく実話であることを証明しているお店。保安路にある阿明豬心冬粉は地元の人が行列がすごいけれど並ぶ価値がある。入口ではおじさんがすごい勢いで料理をさばいている。入口のガラスケースのなかには氷の上に豚のホルモンが置かれているのがみえる。

ここでは店名の通り、豚のハツを使った料理が有名。みんなが頼むのは店名にもなっている豬心冬粉というもので、春雨入りのスープのなかに豚のホルモンが入っている。ホルモンが苦手な人にはダメなのだろうが、僕にとっては絶品の料理。臭みもなくて、とんこつというわけでもないちょっととろみのあるスープも美味しいし、なによりハツがちょっとミディアムレアみたいな感じでまた美味しい。

阿明豬心冬粉
住所:台南市保安路72号
時間:17:30-26:00

ここは厳密にいうと小吃ではなく、熱炒という居酒屋というかビアホールなのだけど、すごく好きなところなのでおすすめにいれておく。

ここは以前に泊まった興居 台南のオーナーに「おすすめのところある?」って聞いて教えてもらったところ。19:00くらいはお客さんもまばらだったのだけど、1時間もするとほぼ満席になる賑わいで混み合っていた。店名の通りシーフードが名物のお店。

ところで、台湾のこの手のお店にはビアガールがいることが多いのだけど、ここではビアガールの代わりにライブがある。女の子が歌っていたのだが、この女の子の歌声の美しさにびっくりした。とくに絢香の「三日月」をピアノ弾き語りは感動したくらい。そういうことも含めて旅の思い出としてここでの夜を過ごすのはおすすめしたい。

小漁村熱炒
住所:台南市中西區和平街32之7號(海安路上)
時間:18:00-26:00
休み:火曜日、不定休

ここも小吃というより食堂といった方がいいのかなあ・・というところ。でも、台湾の家庭料理がしみじみと美味しくて、お店の雰囲気も含めて好きなところ。

正興街の裏通りというか、細い路地にある一軒家の食堂。小さな暖簾をくぐると思いのほか広い店内・・というか人の家に遊びに来たかのような雰囲気。200年以上前の建物だということ。古い建物だけど、だからこそ懐かしい暖かみがあるってことかも知れない。

メニューは家庭料理のコース料理のみ。台湾の家庭料理なのだけど、雰囲気としては沖縄料理みたいな感じもする。すごく優しい味で、決まった料理が出てくるというところがなんだか食堂というより、知り合いの家に来て料理をふるまってもらっているかのようだ。オーナー夫妻が飼っている犬がうたた寝している、のんびりとした店内で食べる食事は始めてきた場所なのに懐かしい。僕は台南に来てすぐに訪れたけれど、小吃に飽きたらこういうお店で食事するのがよさそうだなと思えるところだった。夏休みに行った親戚の家みたいな食堂。

小滿食堂
住所:台南市國華街三段47號
時間:11:00-15:00,16:00-21:00
休み:水曜日、不定休

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