カンボジア南部のカンポットからケップにかけては胡椒の産地として有名。胡椒は古代ローマ時代には金と同じくらいの価値があったと表現されていて、この土地が植民地になる要因のひとつにもなったくらい。

胡椒を育てるには気温のほか、大量の雨や湿度が重要な要素で、この雨の多い土地は胡椒作りにもっとも適しているところのひとつとなっている。ケップを旅行していて思うのは、日本で山椒を使うような感覚で胡椒を活用しているなということ。そして、それがすごく美味しい。クメール料理を美味しいと思ったことはないのだが、この土地のものは別物だな。シンプルな胡椒料理が美味しい。

ケップの市場にて。この漬け物も美味しいのだが日本に持って帰るにはハードルが高い。

ということで、ケップのお土産には海岸で売っているヘンな置物なんかじゃなくて胡椒がおすすめ。市場に行けば胡椒を量り売りしているのだが、一般的な黒胡椒以外にも、表皮をとった白胡椒や、完熟の胡椒をつかった赤胡椒などさまざまものがどれもほぼ同じくらいの価格で売っている。ざっとみた感じでも、粒がそろっていて品質は悪くない。なので、この胡椒は買っておいて損はないし、美味しい。

ケップで買った黒胡椒、安い。そして質が高い。
赤胡椒もまた濃厚で美味しい
塩もおすすめ

もうひとつのおすすめは塩。乾期には大規模な塩田が作られて、そこで採れる塩は自然の美味しさがある。このちょっと辺鄙な土地をフランス人がリゾートで開拓した理由は、なんとなく食につながっているからだろうなって思えてくる。この塩は、胡椒ほどの重要なものじゃないのか、ちょっとほしいんだよねっていうと10キロの袋でくれたりするのだが、そんなに持って帰れないので、胡椒を買ったおまけでお願い!っていうのもありだと思う。

それ以外にも、胡椒を使ったチョコレートとかお菓子もあったりするのだが、ここら辺はネタ的な感じだよなあって思う。人にあげる配り土産にはいいけれど、自分用にはあんまりというところ。

ケップ旅行の際にはぜひ胡椒、そして塩をお土産にするのがおすすめ。

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