騒々しくて治安でも面倒なことが多いプノンペンでは静かなホテルに泊まってのんびりしたい。そういうときには240通りの近くにあるパビリオン(The Pavilion)に泊まるのがおすすめ。

シハヌーク前国王の母親が建てたとされるヴィラを改装したホテルで、フレンチコロニアルの建物が雰囲気がいい。プノンペンによくこんな建物が残っていたなとちょっと驚く。そして、さらに驚くのはこの雰囲気のいいホテルが一泊55USDくらいから泊まれるということ。プライベートプール付きのスイートでも150USDくらいだったはず。僕の好きなスモール・ラグジュアリー感のあるいいホテルだと思う。

以前はかなり予約が取りづらい状況だったけれど、2016年現在においてはプノンペンのホテルは供給過剰気味、似たようなスタイルのホテルも増えてきたことがあり、比較的予約がとりやすくなっている。ホテルのサイトかExpediaあたりで予約するのがおすすめ。

パビリオン(The Pavilion)へのアクセス

プノンペンに古くからある雰囲気のいい通り、240通りからすぐのところ。独立記念塔にも近く静かで落ち着いたエリアになっている。最近のトレンドはやや南部のボンケンコン方面に移ってきているけれど、この界隈の落ち着いた雰囲気はとても好き。

ホテルの入口、普通の邸宅と変わりがなく、ここがホテルとは思わない。
夜は門のところに守衛がついている

王室の邸宅をリノベーションしたホテルということもあり、入口はとても小さくここがホテルの入口だとは思わないくらい。タクシーの運転手にいってもまずここを知らないので、出かけるときはホテルカードが必要だと思う。または、240streetまで行ってくれといえばすぐ近くまでアクセスできる。ホテル前の道は一方通行なので、独立記念塔の方から来るとぐるりとまわりこむようになる。

パビリオン(The Pavilion)について

アップグレードしてくれたこともあり、本館の裏手にあるかなり広い部屋に通された。天蓋付きのベッドとか高い天井とか、ひとりで過ごすにはもったいないくらい。インテリアはIKEAの家具をうまくつかっているなというところもあるけれど、シンプルなものと古くからあるものをうまく組み合わせている。

客室はアップグレードしてくれたのでやけに広い

水周りは清潔、悪くない

水まわりについてはバスタブはないけれど、シャワーの水量も充分だしとても清潔に保たれている。アメニティもカンボジアで作られたオーガニックのbodia natureをつかっているのでおもしろい。

本館の前にある大理石のプールは古くからあるもので、このホテルの象徴的な風景。プール入るのもいいけれど、おすすめはプールサイドでのんびりと過ごす午後の時間。ちょっと蚊が出てきたりするけれど、ホテルのスタッフがすかさず蚊取り線香を持ってきてくれる。

本館のプールはフレンチコロニアルの雰囲気がある
本館のプールはフレンチコロニアルの雰囲気がある
ロビーからプールを眺める
夕方から夜におあけての風景も好き

プールサイドでお酒飲みながら本を読む時間はとてもリラックスができて優雅で贅沢。だいたいプノンペンの観光なんかそんな興味深いところは少ないし、こうしてホテルでのんびりして美味しい物を食べるのがいいと思う。

本館の裏手には新しくプールが作られていて、レストランもできている。こちらのデッキチェアに寝転がって昼寝するのも気持ちがいい。基本的に宿泊者しかいないので静かだし治安もいい。支払いは部屋につけてあとで精算できるので、てぶらで来てのんびりと過ごすのがおすすめ。

プールサイドでお酒を飲むのが一番好きな時間
新しいプールもゆったりしている
共有スペース
ロビーのインテリア

このホテルでは風俗とかを一切否定しているので、そういうのが好みの人は他に行った方がいいと思うけれど、僕なんかはこういうホテルの方が落ち着いていて好きだな。

空港への送迎について

最後に少し補足を。ホテルに泊まるのが目的であれば空港の送迎をつけておくのがおすすめ。この宿の特徴としてはヴィンテージのジャガーで送迎してくれるサービスもある。

ヴィンテージのジャガーで送迎してくれるサービスもある

しかし、ひさびさに乗ってみたらエンジンをごっそり入れ替えていて足回りも変えたのかジャガーの見た目なのに乗り心地はオートマのカローラになってしまっていた。これは致し方ないとは思うがすごく残念。

なので、ジャガーでの送迎はもはやおすすめできず、普通の車で送迎してもらった方がいいと思う。ちょっと分かりづらいところにあるので、初めての訪問であれば送迎つけておく方がおすすめ。

パビリオン(The Pavilion)
住所:227 Preah Ang Yukanthor Street 19, Phnom Penh

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