夏の鞆の浦を散歩してきた。平日だったせいか人通りもあまりなくて、うだるような暑さのなか散歩して夏休みを過ごしたーって感じの午後だった。

鞆の浦までは福山からトモテツという会社のバスで30分くらい。平日はあまり混んでいなかった。休日は観光客で混むのかもしれん。帰りは平日の朝だったのだが少し渋滞にはまったので予定には余裕を持った方がいいかも。

とりあえず終点の鞆港まで530円。でも、観光するなら一個手前の鞆の浦で降りてもいいと思う。その方が20円お得。荷物は仙酔島の渡船乗り場で預かってもらった。1個200円。

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あ、こんなところにおったんか!という感じ。

ちょっと遅いランチは「千とせ」で鯛づくしをいただく。鞆の浦に来たら鯛めしを食べるっていうのは外せないと思う。鯛家が有名だけど、千とせも充分満足できる味だった。おすすめ。
そしてもう、昼間から飲むランチビールがうますぎる。

そして鯛めし
千とせの鯛めし

お腹も充分に満足したところで散歩開始。

今回はとくに事前の下調べもなく適当に歩き始めたのだけど、鞆の浦は小さな漁港を中心に半径300mあるかどうかっていうとても小さな町で、ただ歩くだけなら2時間くらいで終わっちゃいそう。そして、町のあちこちに案内地図が掲示してあるので、とくに地図がなくても問題ないと思う。

鞆の浦の裏通り
鞆の浦の裏通り

交番は漁港の裏手側にあってそこには俯瞰的な大きな地図が置いてあるので、気になることがあればここに立ち寄ってみるのもおすすめ。観光案内所は鞆の浦から少し離れているので今回は立ち寄らなかった。

交番の位置

広島県福山市鞆町鞆1003-1

ぶらぶらと歩いているとお寺が出てきて、拝観料が200円なのか・・と思ったのだが試しに入ってみたら、そこは絶景が広がっていた。福禅寺の対潮楼というところで、鞆の浦の風景を借景にした絵画のような景色は感動した。これほどまでに道に迷ったことを感謝したことはないかもしれない。

対潮楼からの眺め
対潮楼からの眺め

鞆の浦のメインストリートは港から一本はいった通りとなっていて、車一車線分くらいのせまい幅で結構車も通るので注意が必要。

なので、裏通りに逃げ込むことになるのだが、メインストリートのなかほどにある階段に看板が出ていて、そこを階段を上がってみると上は公園のようになっていて、鞆の浦の町を一望できるところだった。

木陰にはベンチが置かれていて、そこに座ってぼーっと眺めていると、遠くをタンカーが進んでいくのがみえたりして、まさに「崖の上のポニョ」の世界に入ったかのような感じになる。日本にこんなところがあったのかと思うと同時に、これは日本だからこその風景なのかもしれないなとも思う。

鞆の浦を一望できる
鞆の浦を一望できる

階段をそのまま降りるのももったいないので、坂道をぐるりと一回りしながらおりていき、再びメインストリートに戻る。あまりの暑さに飲み物を・・ということで目についた雰囲気のいい酒屋さんで飲み物を探しているといい感じのサイダーが置いてあったので迷わず購入。

最近の僕のモットーとしては、その土地のビール、ソフトクリーム、サイダーをとりあえず飲み食いしてみることにしているのです。

サイダーを飲む
サイダーを飲む
雰囲気のいい酒屋さんだった
雰囲気のいい酒屋さんだった
メインストリートにはこんな感じの雑貨屋さんなどもある
メインストリートにはこんな感じの雑貨屋さんなどもある

交番の前で地図を眺めていたら、おまわりさんに話しかけられて(決して職務質問的な感じではない)、あれこれ土地のことを聞いているうちに、鞆の浦のビューポイントのひとつである医王寺に行ってみることにした。

ちょっと離れいるのだが、それでも歩いて10分もすると着いてしまうような感じ。まあ、途中の坂道は結構きついのだけど、それでも木陰をぬうように進んでいくので空気は気持ちがいい。

医王寺の通り道。海が見渡せる。
医王寺の通り道。海が見渡せる。

はたして、医王寺から眺めた風景は、これはまた美しいものだった。さっきの階段の上の公園よりも鞆の浦の町を見渡すということではこちらの方が美しい。遠く、福山の街並みもみえる(写真ではよくみえてないかもしれないが)。

医王寺からの眺め
医王寺からの眺め

で、医王寺からの坂道を降りてきたところにあったパン屋さんを訪問。ごく普通のパン屋さんで、ごく普通のパンを売っていたのだがここは宮崎駿が滞在中に足繁く通ったところとして一躍有名になったみたい。でもまあ、普通のパン屋さんです。こういうところがいいのだと思う。僕も揚げパン買って食べてみたけどうまかった。

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村上製パン所

パンをかじりながら、うだうだと鞆の浦の港の方に戻ってくる。暑いなあ・・・。鞆港は漁から帰ってきた船で賑わっていた。階段状の港ってほんとに久々にみた。インドのバラナシのガートみたいだなとも思ったのだが、潮の満ち引きの高低差が高いここでは、とても理にかなった仕組みだと思う。でも、この構造がここの問題の火種でもあるんだよね・・きっと。

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鞆港の風景
階段状の港。お魚くわえたどら猫をはじめてみた。
階段状の港。お魚くわえたどら猫をはじめてみた。
蔵のある風景
蔵のある風景

さて、歩き疲れたのでカフェでひと休み。裏通りにあった大船幸太郎というカフェバーでかき氷を食べて、瀬戸内モヒートなるものをいただく。

かき氷の冷たさに生き返るなあ・・そしてモヒートはカイピリーニャのようでもあり暑いときに飲むにはぴったりの爽やかさ。これは自分の家に戻っても作ってみようと心に決める。

瀬戸内モヒート!
瀬戸内モヒート!

ラストは仙酔島に渡って国民宿舎に宿泊。夕食に飲んだビールがこれまたうまかったなあ・・・。

ということで、鞆の浦は今回の瀬戸内海旅行でもっとも思い出に残った場所になった。季節をかえてまた来てみたいなと思う。

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