ポチョムキンでのんびりしたあと、行ってみたのは十日町の当間高原にある「再構築 Restructure」という作品。

草原のなかに隠れるようにして建つ小さな小屋なので、カーナビでのアクセスの場合には近くにあるリゾートホテルのベルナティオを目印にするといいと思う。

再構築

2006年に作られた作品なので今年で10年になる。僕も何度か見に来ているのだが、美しい作品だなあって観るたびに感動する。

小屋を覆っている何千枚もの小さな丸い鏡はひとつひとつ、手作業で削り出しているので、不揃いな楕円をしていたり鏡の間の隙間もばらばらなのだが、その不規則性が自然に溶け込んでいる。建物内部の鏡は少し揺れるように固定されていて、風が吹くと景色が揺らぐさまが印象的。

まわりの風景をうつしこみ季節や時間帯によって印象が変わっていくこの作品は越後妻有の作品群のなかでも僕がもっとも好きなもののひとつ。

ちょっともう秋のような風景

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