昔ながらの冰室のスタイルを守っている老舗の香港カフェ。「冰室」とは日本語で書くと氷室になると思うのだが、その名の通り氷を保管している冷たい部屋のこと。

1950年代のくらいの香港ではエアコンが珍しく、冰室のエアコンで涼みながら過ごす時間が流行っていたみたい。

でも、いまではこの古い「冰室」が残っているお店が少なくなってきていて、海安珈琲は数少ないお店のひとつ。赤い椅子や、天井の扇風機、香港映画の世界に出てくるような店内で過ごす時間はとても楽しいものだ。

海安珈琲室(Hoi On cafe)へのアクセス

上環の駅からトラムを使って行くとアクセスが簡単。以前に泊まったイビスホテル上環に近いところにあったのだが、日曜日が休みなこともあり訪れる機会を逃していた。お店は昔のままの雰囲気を残していて、とても雰囲気がある佇まい。

海安珈琲室(Hoi On cafe)について

お店の創業は1952年で60年以上の歴史がある。朝の時間帯は空いていてのんびりしているので、訪れるなら朝がいいのだと思う。メニューは喫茶店という感じで旺角にある美都餐室と同じような感じ。

ここは料理の味やコーヒーの深みを楽しむところではなく、昔ながらの香港の空気を感じてのんびりとした時間を過ごすところである。いまではお店の前を高速道路が走っていて味気ない風景だけど、港のすぐそばにあるお店は後悔の安全を祈るということで「海安」という店名になっているそうだ。

赤い椅子やくすんだ壁の色は香港映画に出てきそうな雰囲気。椅子は狭くて座り心地がいいわけではないが、テーブルとかも含めて味がある世界観を作りだしている。そろそろ暑くなる時間帯を冰室で過ごすこともあり、アイスコーヒーを頼んで涼みながら時間を過ごす。

フレンドリーな接客や、始めて来る場所なのに懐かしい雰囲気の店内のインテリアなど、見どころが多い喫茶店。料理を楽しむわけではないが、こういうところで過ごす香港の時間もまた旅の空気を味わえるものだと思う。

海安珈琲室(Hoi On cafe)
住所:上環干諾道西17號地下
時間:7:30-16:30、(金)7:30-15:00
休み:日曜日

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です