前回の香港旅でも来たかったところで、ようやく訪れることができた点心レストラン。レストランといっても、英語は通じないし、文字を書いてコミュニケーションするか広東語を話すかくらい。周囲の風景も含めて香港にこんなところがあったのかと驚くと思う。

端記茶樓のある川龍村へのアクセス

具体的な行き方はこのブログを参考に訪れた。2009年の記事だけど、2016年時点においても行き方は全く変わっていなかった。週末にはハイキングの人で賑わうところも一緒。そして、ミニバスはオクトパスカードが利用できるので、香港を旅する際にはもっておいた方が圧倒的に便利。

「端記茶樓、再び。」Love Life 香港!(2009年4月21日)

川龍村行きのミニバス、運転席の横に箱庭ができている。。

MTR荃灣線を始発の中環から終点の荃灣まで全線乗り通したけれど30分ほどの距離。地上に出たときに見える風景が香港の郊外で緑豊かな景色が見える。

荃灣はベッドタウンみたいなところで、川龍村へ行くバス停はどうってことのない路地から発車している。バスの番号は80番で緑色の屋根をしたミニバス。香港を旅していると見かけるものだったが、まさか自分が乗ることになるとは思わなかった。

すごい乗りこなすのが難しいのかと思っていたのだが、川龍村へのルートは始点から終点までというシンプルなものなので乗りやすい。

座席がある程度埋まったら出発するみたい。そして、立ち乗りはできないみたいなので途中から乗るのは難しそうだった。

バスは山の上の方へ登って行き、20分ほどで川龍村へ到着。端記茶樓は川龍村のバス停から坂を下ったところにあり、看板が出ているのでそれほど難しくはない。中環からは1時間ちょっともあればやって来ることができる距離だと思う。

川龍村へ到着
端記茶樓には看板がでているのでそれに従っていく
お店。端記茶樓と書いてあるので分かりやすい。

端記茶樓について

山のなかにあるお店は「ここは・・香港なのか?」と思うくらいに緑が豊かなところ。豊かな湧き水を使ったクレソン栽培が有名で、ここで淹れられているお茶もその湧き水が使われている。といっても、お茶も点心も完全なセルフサービスで最初はまごつくが、見よう見まねでなんとかなる。

お茶はここでいれます。
点心はこちらから持っていきます。セルフサービス。
これが美味しそうな点心なんだよな。

お茶を淹れて、美味しそうな点心をもってお店の二階にあがると、テラス席みたいになっていてクレソン畑を見渡すことができる。お茶はジャスミンから烏龍茶やプーアール茶などいくつかあるので好きなものを選ぶといい。点心は無骨だが、味は確かなものだなあ。水がきれいだと料理が美味しい。

そして、クレソンの炒め物(清炒西洋菜)を頼もうとしたら「ああ・・もう売り切れちゃった」というではないか。まだ朝なのに、人気メニューは結構早めに売り切れてしまうらしい。朝が遅いという印象がある香港だけど、ここは別格ではやく行動しなくてはいけないみたいだ。

二階のテラスで食事を楽しむ

とはいえ、普通の点心も美味しいし、なによりこの風景が美しい。食事をしていると雨が降り出してきた。驟雨という言葉を思い出すような、細かい雨が時折強くなったり、風にふかれて波打つように流れていたりするのを眺めていると、自分が香港を旅していることを忘れそうになる。こんな風景もきれいだよなあ。

雨が小降りになったところでお店を出て、荃灣に戻ってしまったのだけど、クレソン料理もクレソン畑もまた来ればいいし、この雨の風景のなかで食べる点心やのんびりしたお茶の時間はこの旅でもっとも印象に残るものだった。すごく美しい、香港の朝の風景。

端記茶樓(Duen Kee Restaurant)
住所:新界荃錦公路川龍村58號
時間:6:00-14:00
休み:基本的なスタンスでは無休だが、たぶん不定休

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