香港に古くからある、レトロスタイルなカフェである「冰室」というお店の代表格ともいえるのが旺角にある中國冰室。

香港映画に出てきそうな雰囲気だなと思っていたら、ロケに使われることが多いみたいだ。

お店のある通りの雰囲気も、お店に集う人たちの雰囲気も香港らしい感じがあって旅情あふれている。この、まったりとした雰囲気の喫茶店みたいなところで暑さをしのぐのがまた楽しい。

中國冰室は1926年の創業で、100年近い歴史がある香港でも最も歴史ある冰室のひとつ。

旺角の裏通りにあって、目の前の通りは市場になっている。お店の看板がすごく見つけづらいので注意して探してみてほしい。

店内はタイル張りのインテリアが古くて新しい感じがしてしまう。ちょっとしたレトロなポスターも味があってフォトジェニックな感じ。メニューとかは辛うじて英語化されていて、店員さんは若い女の子だったこともあり英語が通じた。

客層は幅広くて学生みたいな感じの人から、新聞読んだおっさんまでいろいろ。蛍光灯の明かりもふくめて、いわゆる「香港らしい」という風景だなあ。

メニューを眺めていてレモンコーラというものがあったので、頼んでみることにする。ホットとアイスがあったのだがホットってどんな飲物なのだろう・・。興味はあったけれども、外は暑い午後。ここは勝負せずアイスのレモンコーラを頼むことにする。

しばらくして店員の女の子がやってきて「ところで・・コーラは瓶と缶のどっちがいい?」って質問される。

そこはこだわるところなのか。なんだかすごい。

もちろん、こんな雰囲気の喫茶店であれば迷わず瓶を選ぶことにする。出てきたのは輪切りのレモンが入ったプラスチックのカップと瓶入りのコーラ。そうか、これはそのままの解釈でよかったのか。普通に爽やかで美味しい。

料理のメニューもあるのだが、これはもはや香港の伝統的な不思議料理である茶餐廳の系統を受け継いでいるものとなっている。朝に立ち寄った海安珈琲と同じようなものだな。気になれば頼んでみるのもいいけれど、決して美味しいものではないと思われる。

でも、チェーン系のカフェに行くよりも、こういうレトロな喫茶店みたいなところでひとやすみするのも香港らしい旅なんだと思う。

中国冰室
住所:旺角廣東道1077A舖
時間:6:00-19:00
休み:基本は無休。でも、きっと不定休。

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