東京の東側にある森下という街はJR線も通っていなくて少しマニアックなところだけれど、地下鉄でのアクセスが便利な穴場の街だと思っている。そんな森下のなかで人気な居酒屋である山利喜で飲んできた。気さくで手軽なお店なのに、手が込んだ料理を出してくれて、ちゃんと美味しい。なんて幸せな居酒屋なのだろうか。こういうところがある街って好きだなあ。

山利喜へのアクセス

地下鉄森下駅のすぐ上にある。森下交差点を目指していけばアクセスしやすい。駅から歩いて1分ほどのところ。人気店なので出来れば予約をしていった方が無難だと思う。

山利喜について

初代のお店は大正14年(1925年)に出来たという100年近い歴史をもつ老舗。現在の三代目はもともとはフランス料理の修業をしていたらしく、大衆居酒屋のメニューのなかにフレンチの要素があったりして面白い。

名物料理はお店の営業時間よりも仕込みの時間を長くかけて作られた「煮込み」で、大鍋にモツを入れて作られている。これが普通の居酒屋で食べるようなモツ煮込みとは全然違っていて、ビーフシチューのような香草類を含んだフォン・ド・ヴォーをベースにしているような感じ。これに味噌味が加わりすごくおもしろく、そして美味しい煮込みになっている。一緒にガーリックトーストをどうぞとすすめられるのもよくわかる。洋食の概念がある料理でワインにもあいそうだ。

名物料理の「煮込み」
ガーリックトーストとあわせて食べる

もうひとつ、見逃せないメニューは「自家製の豚肉と鶏レバーのテリーヌ」。居酒屋でこんなに本格的なテリーヌを食べるなんて不思議な感じだが、これが日本酒にもあって美味しいのは新しい発見。こんな手がこんでいる料理を居酒屋の価格帯で食べられるのは嬉しい。

もちろん、刺身なども手抜かりなくあって、それぞれに旨みがある。あわせる日本酒も磯自慢とかの有名どころのお酒も普通においてあり、老舗な居酒屋なんだなあっていう貫禄がある品揃え。刺身にあわせて飲むのが美味しい。

自家製の豚肉と鶏レバーのテリーヌ
刺身も美味しくて日本酒がすすむ

メインの肉料理としては、むかしからある「やきとん」で、軟骨のたたきをつくねのようにして食べるものが美味しかった。タレを選ぶ人が多くて僕もタレを選んでみたけれど、これは塩で食べてもさっぱりしていて美味しいのかもしれない。飲むお酒によって印象が違うのかも知れないけれど。

結構飲み食いしたなあ・・と思っても料金はかなり良心的で手頃なところ。なんて素敵なお店なんだ。居酒屋だけど、フレンチっぽいところもある面白くて素敵なところだった。

なみなみ入れてくれる日本酒、磯自慢がおいしかった
やきとんは塩の方が美味しいかも

山利喜
住所:東京都江東区森下2-18-8
時間:17:00-23:00
休み:日曜日

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