門前仲町にある老舗の有名店。地元の人からは「愛想の悪い、どうってことねえ居酒屋だよ。あんなの観光客向けだ。」という人もいるけれど、どんなもんだろうと行ってみた。いつも混雑していてなかなか入れない人気店だけど、平日は20時半くらいを過ぎるとだんだん空いてくるので、タイミングをはかっていけばスムーズに入ることができる。

魚三酒場へのアクセス

地下鉄の門前仲町駅からすぐのところ。駅を降りて2番出口から永代通りを富岡八幡宮の方へ歩いて20秒くらい。青い暖簾が目印で、店内に立って待つことも出来る。行列ができているときはまわりにローカルルールを確認しておきたい。

魚三酒場について

富岡店ということで他にもお店があるみたいだけど、門前仲町にあるお店以外のことは知らない。近隣にいくつかある感じなのだろうな。

門前仲町のお店は、一階のカウンターにいるお姉さんの接客が恐いということだったけれど、僕が訪れたときは遅い時間だったこともあり店員はすべておじさんだった。おじさんの店員さんは決して優しくはないが、普通にお酒と料理を楽しむ分には間違えがない。おすすめを食べてみたら、本当に素晴らしく美味しかったので、おすすめを訊いてみるのもありだと思う。

店内は凹の字を逆にしたかのような感じでふたつ並んだカウンターにびっしりとお客さんが座っている。隣の席とは満員電車くらいの距離感、そしてお客さんはほぼおじさん。これだけのおじさんが肩寄せ合ってお酒飲んでいる姿はわりと壮観に思えるくらいだ。

刺身は分厚く美味い。ビールは大ジョッキだときつい。
だいたいの料理は安い。鰺フライも美味しかったなあ。

メニューは壁中に張り巡らされてあり、選ぶのにも苦労するくらい。なお、生ビールは小ジョッキと大ジョッキの二択で、大ジョッキは1リットルくらいの本気ででかいジョッキで出てくるので覚悟しておいた方がいい。すごい選択だなと思ったが、飲みたいやつはとことん安く飲めという経済合理性から考えると悪い選択ではない。普通であれば小ジョッキを頼んで、あとは日本酒をやるというのがいいかも。

そして、重要なこととして、ここはお酒と料理を楽しむところであって、のんびりとした長居をして飲みつづけたり、ましてや大人数で騒いだりするところではない。半分以上が一人客なんじゃないかなっていうくらい、さくっときてお酒を飲んで帰っている。ある意味、こうした居酒屋での酒の飲み方を知らない人がいくと、ちょっと違うなと思うこともあるかもしれない。

オーダーは一度に頼まずに、最初に少し刺身を頼んだら、お酒を飲みながら店内のメニューを眺めてゆっくり決めて行った方がいい。季節の旬のものも多いので、そこら辺は迷わず選んで損はない。

焼き魚をつまみながら日本酒が幸せ。この鯛のかぶと焼きで300円もしない。
日本酒は190円だった。。

価格帯から考えると、ちょっと信じられないくらい安い。ひとり2,000円も飲み食いしたら豪華なやつってことになりそうだ。僕が訪れたのは冬だったこともあり、ぶりの刺身はひたすらに分厚く脂がのっていて、生白子は新鮮そのもので日本酒がよくあう。そして、ぼたん海老はぷりぷりの身が最高に美味かった。鯛のかぶと焼きは結構な大きさなのに290円とか酒屋で買う金額みたいだし、なにより日本酒は一杯190円だものな。お茶なのかという金額でお酒を飲める幸せ。

魚の美味しさでいえば、ここよりお金出してもっと美味しいところはある。門前仲町でいえば多幸坊とかの方が魚は美味しいと思う。でも、これだけの種類を魚屋で買うような金額でお酒とともに楽しめるというのはやはりすごい。

こうした大衆居酒屋は最近あちこちで人気になってきたけれど、魚三酒場のクオリティはちょっと頭ひとつ抜けて美味しいなあって思う。メジャーで人気のお店だけれど間違えはない居酒屋だ。

白子も絶品
鮪は旬ではなかったので、普通の感じ

魚三酒場 富岡店
住所:東京都江東区富岡1丁目1−5−4
時間:16:00-22:00
休み:日曜日

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