2015年から3年連続でミシュランガイドに掲載されている浅草の名店。4代つづく天ぷらの専門店で、カウンターとボックス席があるだけの小さなお店だけど、ボリュームたっぷりのランチを食べることができる。

表通りでごま油の匂いを過剰に出している天ぷら屋に行くくらいなら、こっちに来た方が断然いい。比べるまでもないことかもしれないけれど。

天婦羅 晴光へのアクセス

浅草駅から徒歩7-8分の距離。雷門の前を通りすぎて少し路地に入ったところにある。間口の狭い小さなお店で見逃さないように。週末のランチは12:00開店と書いてあったが、僕がいったときには12:30ぴったりにお店があいた。

ちょうどそのタイミングで訪れたので並ぶことがなかったのはラッキー。駅から離れた裏通りにあるせいなのか、混雑はそれほどでもなく穴場な感じがする。夜は完全予約制なので、また話しは違うかもしれない。

天婦羅 晴光について

店名は「晴光」と書いて「せいこう」と読む。大正時代に創業した老舗で天麩羅の専門店になったのは昭和20年代とのこと。いまは4代目がお店を切り盛りしていて、ちょっと大柄で見た目そっくりな、これは絶対ご兄弟というふたりでやっている。

天麩羅を揚げている料理人は白衣の下にびしっとネクタイを締めていて職人堅気な感じ。実際、寡黙だけど出てくる料理はすごいこだわりがあって独特のスタイルがあると思う。

ランチは天丼と上天ぷらの定食があるけれど、僕が食べたのは上天ぷらの定食。天丼は普通に天つゆがかかっているけれど、天ぷらは塩で食べる独自のスタイルがあってこれが食べていて美味しい。僕は天ぷらは塩で食べる方がサクッとした食感を味わえるから好きなこともある。

用意されている塩は海老塩、瀬戸内の塩、柚子塩、カレー塩、チーズ塩の五種類。カレー塩はちょっとカジュアル過ぎるところもあるが、これはうまい。

塩があれこれ用意されている
上天ぷら、すごい美味しい

でも、定番な普通の塩が一番美味しさがひきたつかもなあって思える。天然塩以外のものは、季節によって変わるみたいだ。これもまた楽しみ。

上天ぷらの内容は、白魚のかき揚げがメインとしてあって、それ以外にも海老や白身魚、カリフラワーや鶏ささみ、うずらの玉子とかかなりのボリューム。ごはんいらなくて、天ぷらだけでも満足できるくらい。味噌汁もだしがきいていて美味しいんだよな。

塩で食べる天ぷらはさくっとした食感が美味しくて、とくに「うずらの卵」は芸術的に美味しかった。半熟卵になっていて、食べるととろっとした食感があり、これは絶品。

ひとくちで食べるのがいいけれど、すぐに食べ終わってしまうのがもったいないくらい。量も質もかなり満足できるものが出てくるので、行くときには空腹にしておくこと。

老舗のお店だけど、新しいチャレンジをしているのがいいなあって思えるところだ。

天婦羅 晴光
住所:東京都台東区浅草1-14-8
時間:12:30-14:00,17:00(土日祝18:00)-19:30(夜は予約制)
休み:木曜日、月初か月末の木金。その他不定休。

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