去年の北海道旅行でも泊まりたかったのだが、予約がいっぱいで宿泊できず今回ひさびさに泊まることができた。ここに来ると、時間の流れが違う感じでのんびりと外の風景を眺めながら本を読んで過ごしたりしている。

今回の旅では星野道夫の「ノーザンライツ」をもっていったのだけど、この場所で読んでいてよかったなあと思える。ここではんびりと過ごすのがなによりも素敵なことだ。

今回の旅では星野道夫を読んでいた

「スプウン谷のザワザワ村」の予約

オンラインでの予約はなくて、宿へ電話して予約する。人気が高いところなので週末の予約は数ヶ月前の受け付け開始時点でほぼ埋まってしまっている。ハイシーズンの休日は予約するのは至難のわざ。逆に冬場とか平日は比較的あいているみたいだ。

また、ここでは一泊しかしないのはもったいない。連泊してのんびりと過ごしてみてもらいたい。

右側に見えるのが母屋の棟
フロントというか母屋
フロントというか母屋もまたかわいい
ディナーもはじめていて、これがそのメニューみたい

「スプウン谷のザワザワ村」へのアクセス

美瑛の街中からは少し離れているものの、アスペルジュにはタクシーで1,000円くらいの距離。なので、列車で美瑛まで来てそこからタクシーで移動することも可能だと思う。

でも、基本は車での移動になる。カーナビに従っていくと、宿に入る手前の農道を曲がるように指定するものがあるみたいだが、道路に小さな看板があるのでそれを見逃さないように。

道路にあるこの看板が目印

「スプウン谷のザワザワ村」での過ごし方

宿に入る小径があり、そこから眺める風景は日本じゃないみたいで、コッツウォルズとかヨーロッパにいるみたい。ここは各棟を借り切るようになっているのでプライベートな時間を過ごすことができる。

どの建物もつくりはだいたい一緒で、一階にはキッチンとダイニングテーブルとサンルーム。そしてバスルームがある。二階はベッドルームになっていて、窓越しに美瑛の丘の風景がよくみえる。

光の流れ、風が気持ちいい。僕が死ぬときベッドに寝ていなければならないとしたら、こんな風景のところがいいなあと思ってしまった。北海道の宿がそうであるように、冷房はなくて暖房設備のみある。

今回泊まったのは三号棟
光りが注ぎ込む部屋が気持ちいい
窓からは美瑛の丘が見える
表のテラスでお酒飲んで過ごすのもまたよい
朝食

食事については朝食はついてくるので、天気がいい朝には外で食べるのも気持ちがいい。二泊の滞在だったが、メニューのベースは同じ。でも、地元の食材をつかった美味し料理だったな。

各建物の前にあるウッドデッキはのんびりできるところで、ワインなどを買い込んで外で過ごすのも楽しい時間だ。僕は前回の北海道旅で知ったリタファーム・ワイナリーのワインを持ち込んで車の運転が必要ない時間にはだいたいお酒を飲んでいた。

宿ではだいたいワイン飲んで過ごしていた

宿のまわりには歩いて行ける距離に「あるうのぱいん」などベーカリーやレストランがあるけれど、これらも週末にはかなり混んでいる。夕食は美瑛の街中にあるアスペルジュまでタクシーで1,000円くらいなのでそこまで行ってもいいと思う。宿でも夕食を提供しているけれど、忙しそうだったし今回はパスした。いつか宿から出ずに夕食まで過ごしてみたい。

水周り、小さなキッチンがある。火気はつかえない。
お風呂はヨーロッパの宿みたいだ
寝室は二階

食べることと、寝ること。あとはここでの滞在はのんびりすること。今回の滞在はさっと雨が通るようなことがあり、丘の向こう側から雨が近づいてきて降ってきて、そのあと空には虹がかかっているような風景を何度か観た。大きな空にかかる虹を眺めている時間はなにものにも変えがたい贅沢なものだ。

サンルームにはハンモックがかかっていて、ここで外を眺めたり本を読んで過ごしていた。一泊だとお昼過ぎについて翌朝は朝食を食べたら出発するというスケジュールになってしまうのがせわしない。

この美しい風景を心まで見渡して楽しんで、ゆっくりとした時間を過ごすのであれば二泊はした方がいいよなあって思っている。決して安い宿ではないし、予約も取りづらいところだが、それだけの魅力がある素敵な場所だ。テレビもつけず、スマートフォンの電源もきって、好きな音楽でもかけて、時間を忘れてのんびりしたい。


スプウン谷のザワザワ村

保存

Related Post

仙巌園でふれる薩摩のすごさ、鹿児島が誇る美しい庭を楽しむ... 鹿児島空港へ向かう前にはまだ少し時間があったので、市内のはずれにある仙巌園へ行ってみることにする。鹿児島市の市街地からはちょっと渋滞もあるけれど、20分くらいで到着することができる。駐車場は有料で別料金。 仙巌園は薩摩藩藩主である島津家の別邸があったところで、その美しい庭園は別名で磯庭園と呼ば...
北一ホール – 柔らかな本物のランプが灯す幻想的な空間... 小樽にある北一硝子のお土産物通り沿い、北一硝子三号館にあるカフェ。古い倉庫を改装した建物は天井が高くコンサートホールとか教会のようにも感じる。 店内にはいると、石油ランプの独特の匂い、そしてちょっと熱を感じる。夏場とかは暑そうだけど、冬場はこのランプの光がさらにあたたかく感じられそうな雰囲気。...
The Villa Sok San Square(シェムリアップ)宿泊記... ホテル入口 ということで3月に続いて、またもやシェムリアップにやってきた。今回こそはアンコールワットをみようと思っている。 今回の滞在では、3月に泊まったReaksmey Chanreas Hotelと値段交渉で折り合いがつかず、The Villa Sok San Squareというプ...
中札内のフェーリエンドルフにふたたび泊まってきた... 去年はなんとなく泊まってみたところなのだが、ものすごく充実した滞在となった。あまりにも印象に残るところだったので今回の北海道旅行でも十勝ではここに泊まることにした。 すごく残念だったのは、前回の滞在で出会った、やたらと気さくな馬であるアルフレッドは2016年2月17日に亡くなっていたということ...
四万温泉の地酒の宿 中村屋に泊まってきた... 部屋 前回のビエンナーレでも泊まってきた四万温泉の中村屋に今回も泊まってきた。 酒屋さんがやっている温泉民宿。一階のお店でお酒買って部屋につけておいてそのまま飲めるのは、コンビニなどがない四万温泉では便利すぎるくらい素敵な宿。 シンプルで必要最低限な宿だけど、この快適さは他に泊ま...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です