美瑛というところは、どこを切り取っても絵になるところで美しい。有名どころもあればそうじゃないところもあるが、今回の旅で写真をとってきたポイントをいくつかまとめてみたい。

僕は美瑛に詳しいわけじゃないし、風景写真にすごくこだわっているわけじゃないけれど、参考になればいいなと思う。

ジェットコースターの路とその周辺

美瑛ではなく、その南側にある上富良野町にあるエリア。国道から横道に入ったところにあり、数キロに渡り一直線の道が丘を通り抜けている。端から眺めるとその道路のアップダウンはジェットコースターみたいだ。運転していて結構楽しい道。

道路の沿線上や、この道に至るまでの周辺は眺めのよい場所が沢山あって、とくに大雪山を望む風景が美しい。雨上がりに通りと丘の端から端まで虹がかかっているのがみえて幻想的。

セブンスターの木

僕のなかでは、美瑛の丘の風景といえばというくらい好きな場所。美瑛の丘にあるカシワの木でこの写真を撮った裏側には広々とした駐車場もある有名な観光地。セブンスターという煙草のパッケージに使われたことからこの名前になったらしい。

名前は微妙だけど、ここから眺める風景は絶景。このあたりは畑の農作物が区分されていて「パッチワークの路」とも呼ばれている。遠く十勝岳も望めるところで朝霧の風景も昼間の風景も美しい。美瑛に来たら一度はみておいて損はない。

マイルドセブンの丘

今回泊まったスプウン谷のザワザワ村からも近くにあるカラマツの林。ここも煙草のプロモーションに使われて有名になった場所のようだ。いまでは信じられないが、昔はタバコ業界に広告予算がすごく使われていたんだなあと思わせるネーミング。

午後に訪れると逆光になるのだが、それでもこの木々のシルエットは美しくいい風景だなあって思う。車でアクセスする場合、駐車場はなくて丘の細い道の路肩にとめる感じになるので長時間とめることはできない。

北西の丘展望公園

白いピラミッド型の展望台が特徴的な公園。この展望台からは丘陵地帯の全景や十勝岳連峰が一望できる。このピラミッド型の展望台はザワザワ村からも見えてなんだろうかと思っていて、今回はじめて行ってみた。

ここでも驟雨というかサーッとした雨に降られたのだが、そのあと見えた大きな虹や、展望台からみえる十勝岳は雲間の光がカーテンみたいに流れていて幻想的。これを天使の梯子というのかと始めて知った。

新栄の丘展望公園

パノラマロードエリアで最も夕陽の美しい場所の一つなのだが、訪れたタイミングでは雨に降られて夕陽は見えず。雨が降っても雰囲気のある風景って沢山あるけれど、この丘は晴れたときに来た方が圧倒的に美しいだろうなあって思えるところだ。

ビブレ

ビブレは美瑛にできたグルメスポットのひとつ。ここから眺める美瑛の丘の風景もまた美しい。レストランや宿泊の部屋は南向きになっていて、とくに夕陽が美しく見えそうな感じがする。パンを買いに訪れたとき、ここからの風景を眺めてハッとするくらいに美しい。

ただ、泊まりたいかといわれると駐車場からレストランへの導線が部屋のすぐ下を通るのでちょっと騒がしそうだなという感じがあるのと、レストランもちょっとお店の雰囲気とはそぐわない殺伐感があるので食事をするために長時間いたいとは思えない。結論、パンを買いにちょこっと遊びに来るくらいがちょうどいいんじゃないかと思う。

今回泊まった、ちょっと変わった美瑛の宿からみえる丘の風景もまた美しいものだった。ちょうど丘の谷あい部分にあるので周囲を丘に囲まれている立地になる静かな場所。テラスにぼけーっとして流れる雲を眺めたりしていた。

この世界にこんな風景があって自分がその一部に属しているのかと思うとちょっと楽しくなるような場所だ。宿泊客じゃないとアクセスできない、特別な風景を楽しめるのもこの宿に泊まる価値だと思う。

そう、ここに泊まってしまうとあまり他の場所を見てまわらなくなってしまうのだ。なので、あまり見てまわらなかったのだけど、美瑛という場所はどこを切り取っても美しいところだよなあって思う。

Related Post

コパカバーナビーチを散歩 はじめてこのビーチについたとき「ついにやって来たー」っていう感慨と、時差ボケの眠さとの戦いだった。 コパカバーナの海岸は4キロに渡って続いていて、東端はレメ・ビーチといわれている。 なんとここも世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」に含まれているらしい。 海岸...
夜の高台寺のライトアップは美しい ちょうど京都旅の直前に万城目学の書いた「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでいたので、北政所が住んでいた高台寺のことは気になっていた。 高台寺は旦那である豊臣秀吉の冥福を祈るために建立した寺院であり、寺の前は仏門に入った際につけられた「高台院」という名にちなんでいる。豊臣秀吉って飽くなき権力者であ...
蓮は泥より出でて泥に染まらず – 不忍池の蓮... 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」というのは中国のふるいことわざだけれど、もはや蓮の葉っぱが生い茂り、泥がみえなくなっている不忍池の蓮池をみてきた。というか、通りかかったら咲いていたので、しばし眺めていた。 僕のなかでの蓮の定番は川村記念美術館の大賀蓮で、これは毎年6月下旬から7月上旬が花の盛り...
バニラエア(成田新千歳)搭乗記。そして成田空港第三ターミナルで朝食。... 初秋の旅は1年ぶりの北海道への旅。去年の旅では美瑛の方を見てまわることなく、泊まりたいホテルにもふられていたので今年はもう少し計画的に旅してみようかと思う。ただ、結論としてはずいぶんとのんびりした旅になったのだが。 去年の旅では、成田空港第三ターミナルが遠すぎることについて、さんざん文句を書い...
アンコール遺跡巡り(基本ルートとメジャー編)... 今回は現地で友人と合流して、ツアーガイド的なことをしたので、ひさびさにアンコール遺跡群を巡ってきた。 昔にきたときと比べると随分整備されてもう地雷注意の看板もなければ、内戦時の銃弾の跡を見つけることもない。 でも、世界屈指のパワースポットであり神聖な場所に圧倒される感覚は変わりがない。...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です