まさかこんなに早くふたたびここの蕎麦を食べることができるなんて、と自分でもちょっと驚いた。上高地をあとにして、地元の人たちとランチはどこにしようかなって話しをしていたのだけど、それじゃあちょっと遠いけれど安曇野の蕎麦屋にしようかっていうことになって連れてきてもらったのは9月に着たばかりの安曇野翁だった。

前回の訪問(2016年9月):安曇野翁の蕎麦は地元でも人気

今回、もともと最初にここを教えてくれた友人とは別の人に連れてきてもらったのだが、やはり地元で人気の蕎麦店になっているとのこと。客層は地元の人も多いということなので、前回訪れたときの印象は正しいみたいだ。地元に愛される名店。

安曇野翁へのアクセス

前回の訪問でも書いたけれど、美術館などがある「あづみ野池田クラフトパーク」という公園に隣接している。基本的には車でのアクセスとなり、丘の上の高台の方へとのぼっていく。駐車場はお店の下にある雑木林に何台か止められるほか、お店の裏側にも駐車場がある。お店の裏側の方が広くて階段を使ってお店に行かなくてもいいから楽かもしれない。

安曇野翁について

以前にも書いたけれど、高台にあるお店のロケーションは最高に気持ちがよくて、ここから眺める安曇野の風景は遠く北アルプスの山並みまでみえて壮観で美しい。さっきまであの山の麓にいたのかと不思議な気分だ。厳しい自然を目の当たりにした後だと、手前にひろがる安曇野の田園風景がなにかとても大切なもののように思える。

メニューはつゆの種類はあるものの、基本的に「ざるそば」と「いなかそば」の二種類。そば粉は安曇野産にこだわらずそのとき最良と思えるものを自家製粉している。シンプルなメニュー構成で、前回はいなかそばを選んだけれど、今回は「ざるそば」にしようかと思う。でも、量が意外と少なかったしなあということで、思い切って「ざるそば」と「いなかそば」の食べ比べにしてみる。

「いなかそば」はそうそう、この無骨な少し太めの黒い麺が特徴的。蕎麦の風味を感じる力強さがある。これはこれですごく美味しいのだが、食べ比べてみて知ったのは「ざるそば」の絶妙なバランス感覚。ざるそばはきれいに揃えられた白くて細い麺。こちらの方が蕎麦の軽やかな香りと、つゆの香りのバランスが絶妙にそろっていて美味しいと思える。このざるそばは美味しいなあ。ざるそばを食べてしまうと「いなかそば」はちょっとどんくさいというか、強すぎてしまう。なお、今回はざるそばを撮っていて、いなかそばを撮り忘れていた。前回の写真はこちら。

安曇野翁のいなかそば
ざるそば

今回食べて比べてみて、僕は断然に「ざるそば」が好きだなと実感した。次回からはざるそばを二盛りにしたいくらいだ。かなりの人気店だけど、オペレーションがいいのでそれほど待つことなく入ることができると思う。ここから景色も含めて安曇野においては必見、必食のところだと思う。

安曇野翁
住所:長野県北安曇郡池田町大字中鵜3056-5
時間:11:00-15:00(蕎麦がなくなり次第終了)
休み:月曜日、第三火曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休)、不定休

Related Post

市川一茶庵 – 古民家な佇まいのお店で老舗の蕎麦を楽しむ... 東京から20キロくらい離れた郊外の住宅地である総武線の本八幡駅近くにあって、旅行で来ることもあまりない立地なのだが、全国各地にある一茶庵直系の蕎麦屋で、蕎麦職人が集っている禅味会グループの中心的な存在でもある有名店。僕の蕎麦基準では、ここの市川一茶庵の蕎麦が基準になっている。 ということで、久...
しっかりした中華料理が味わえる「上海四川料理 廣安」は恵比寿ランチの穴場... 恵比寿と広尾の間くらいにある中華料理の有名店である「中華香彩JASMINE (ジャスミン)」に行ってみたらすごい並んでいて、しかも時間がかかりそう。 なので、諦めて他のお店を探したのだけど、中華料理の気持ちになっていたので、悩んでいたら偶然にみつけたお店。そして、しっかりした料理が楽しめるいい...
夏の安曇野の廃線跡を歩いてみる 1980年代後半まで使われていた篠ノ井線の廃線跡をハイキングしてきた。ここは、冬に訪れて雪に埋もれた廃線跡もよかったのだが、なにせ歩きづらく季節を変えて来てみたいなと思っていたところ。 冬の訪問:安曇野の廃線跡を歩いてみる 現在は「国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道」として整備され...
恵比寿でチャーハンといえば「ちょろり」がおすすめ... 店の外観 恵比寿界隈で炒飯が食べたくなると行っているのが「ちょろり」。 駅からは少し離れていて、ガーデンプレイスの方にあるのだが、そんな立地でも結構混み合っている人気店。 夜遅くまでやっているのも利点が大きい。 なにより、ラーメンも炒飯もベーシックで優しい味なので、なんかこ...
上郷クローブ座での地産地消ランチ 今回の旅で予約してまで行きたかったハイライトは津南にある上郷クローブ座でのランチ。市原湖畔美術館でみた「ロマネコンティ・ピクニック」とか、食をテーマに活動しているEAT & ART TAROの作品。 古い学校の家庭科室が会場、黒板には越後妻有の風景 今回の上郷クローブ座では、地...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください