立石の北側にある「呑んべ横丁」の看板横にある路地を入ったところでひっそりとやっているおでん屋さん。名前はそのまんま「おでんや」なので、ちょっと探しづらい穴場なお店だ。映画のセットみたいにちょっと小さな扉は建て付けが悪くて開けづらい。貼り紙がしてあって「グッとあけてください」というので、その通りに気合をいれてグッとあける必要がある。

外観、中の様子まったくわからない
扉はグッと開けること

外からはお店の様子がまったくわからず、混んでいるのか空いているのかも伺えないので、結構ハードルが高いお店だなあと思う。しかし、だいたいは混んでいて入れたらラッキーというお店なのだから立石はおもしろい。すごく静かなお店なので大人数で騒ぐと怒られそうな感じがある。少人数でおでんと日本酒をちびちびと楽しむのがいい。

店主の方はもの静かでちょっと無愛想に思えるかもしれないが、細かいところまで気が利いていて、オーダーもちゃんと通っている。こういうのって慣れとか呼吸をあわせるとかいうのだろうが、お店の雰囲気があえばすごく居心地のいい空間だ。僕はこのこぢんまりとした感じがとても好き。時代劇のセットに入り込んだようだ。

おでんと日本酒
おでんは上品でおいしかった

おでんは定番ものから、ちょっと変わったものまで何点かある。僕はもうハシゴをしてきたところなのでおでんは控えめにして日本酒を楽しむことにする。日本酒は店主みずから探してきたこだわりのものが並んでいて、常温で飲むものから冷やで飲むものまでそろっている。まずはおすすめを飲んでみて、好みを伝えて自分にあったものを選ぶのもまた楽しいのではないだろうか。

すごく静かなお店なので、江戸っ子みたいなアットホームな感じとは違うけれど、宇ち多”みたいな敷居の高さがあるわけでもない。ちょっと通って日本酒を楽しみたいお店だなあって思えるところだ。店主の方のいい味もまた魅力のひとつなんだと思う。

おでんや
住所:東京都葛飾区立石7-1-7
時間:19:00-23:00
休み:月曜日

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