北鎌倉において円覚寺と同じくらいに有名なお寺。円覚寺をまわりこむようにして少し奥に行ったところにある。北鎌倉駅からは歩いて15分くらいかなあ。

初夏にはあじさいの名所として知られているようだが、秋には紅葉が美しい。錦繍とまではいかないまでも、よく手入れされた鮮やかな風景というのは自然の紅葉とはひと味違う感じだ。

ここには円い窓越しにみえる風景が有名で、同様の借景を利用した円い窓といえば京都にある源光庵の「悟りの窓」が有名だが、明月院のものはそれより少し小さくて、そして窓までの距離が遠い。そして、明月院の丸窓も「悟りの窓」ということを知る。

悟りを開くということは、カドがとれて窓も人間もまるく穏やかになるというこだろうか。

この悟りの窓越しにみえる絵画のような美しさは必見だな。手前の部屋には赤い絨毯がひかれているので、室内が赤みがかっていて、手前に置かれた茶器がいいアクセントになっている。その奥にある庭園は通常であれば非公開ということだが、紅葉シーズンは限定公開されていることもあり、窓の奥で人が動いたりすることがある。これがおもしろい。

この美しい悟りの窓なのだけど、残念ながら紅葉のピークには行列ができてゆっくりと眺めることができない。15時過ぎに行くと、列が長すぎて「いまから並んでも悟りの窓は見られません」といわれることもあるみたいだ。写真を撮るのも結構せわしなくて、悟りについて考える時間もないくらい。この窓を観にいくならば、朝イチで行ってゆっくりをみることが必要なのだろうなあ。

 

明月院
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
時間:9:00-16:00(6月は8:30-17:00)

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