北鎌倉において円覚寺と同じくらいに有名なお寺。円覚寺をまわりこむようにして少し奥に行ったところにある。北鎌倉駅からは歩いて15分くらいかなあ。

初夏にはあじさいの名所として知られているようだが、秋には紅葉が美しい。錦繍とまではいかないまでも、よく手入れされた鮮やかな風景というのは自然の紅葉とはひと味違う感じだ。

ここには円い窓越しにみえる風景が有名で、同様の借景を利用した円い窓といえば京都にある源光庵の「悟りの窓」が有名だが、明月院のものはそれより少し小さくて、そして窓までの距離が遠い。そして、明月院の丸窓も「悟りの窓」ということを知る。

悟りを開くということは、カドがとれて窓も人間もまるく穏やかになるというこだろうか。

この悟りの窓越しにみえる絵画のような美しさは必見だな。手前の部屋には赤い絨毯がひかれているので、室内が赤みがかっていて、手前に置かれた茶器がいいアクセントになっている。その奥にある庭園は通常であれば非公開ということだが、紅葉シーズンは限定公開されていることもあり、窓の奥で人が動いたりすることがある。これがおもしろい。

この美しい悟りの窓なのだけど、残念ながら紅葉のピークには行列ができてゆっくりと眺めることができない。15時過ぎに行くと、列が長すぎて「いまから並んでも悟りの窓は見られません」といわれることもあるみたいだ。写真を撮るのも結構せわしなくて、悟りについて考える時間もないくらい。この窓を観にいくならば、朝イチで行ってゆっくりをみることが必要なのだろうなあ。

 

明月院
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
時間:9:00-16:00(6月は8:30-17:00)

Related Post

ワット バーンクン – 菩提樹にかこまれた小さな寺院... アムパワーで観るべきもののひとつであり観光のハイライト。タイ政府観光庁には"Unseen Thailand"(まだ見ぬタイ)のひとつに選ばれている。 アムパワーからは、乗り合いのボートツアーであれば100THBくらいで、チャーターすると600THBくらいで来ることができる。乗り合いのボートツア...
慈照寺(銀閣寺)の紅葉をひさびさにみてきた... 南禅寺から北につづく哲学の道の最終地点である銀閣寺。北野天満宮からも市バスで数分のところにあるので、京都を西から東に横断してやってきた。 調べてみると銀閣寺、1490年と応仁の乱の後、室町時代の末期につくられていて、繁栄期に作られた金閣寺と比較するとたしかに地味な雰囲気。でも、その控えめながら...
【現在は立ち入り不可】近未来感があるのに懐かしい雰囲気がある、香港の「超密集住宅」をみてきた。... 香港らしい建物が入り組んで密集した風景といえば、かつては九龍城砦だったり、尖沙咀にある重慶大厦の四階から入り込む風景とか、いろいろとある。 そんななかで、最近注目されているのは、鰂魚涌(クオリーベイ)と太古(タイクー)の間にあるマンション群で「海景樓」「福昌樓」「海山樓」「益昌大廈」「益發大廈...
善光寺参りをしてきた。2016年冬編。 松本から長野までやって来て、ここは外せないというところは善光寺参り。 無宗派で有名なお寺だが、その理由は「日本でその後わかれる各宗派ができる以前からあるお寺だから」だという。 長野に来ると、おやき食べつつ来ているお寺で、のんびりしたところだなとか思っていたのだが、そんな古いお寺だったのか...
伝統の森滞在ふたたび カンボジアで機織りをやっているNGOの組織があって、それが結構面白くて僕も少しだけそこに関わっている。僕自身はたいしたことはしていないのだが・・・。(前回の訪問はこちら) 自家製のレモンと蜂蜜のドリンク 今回はバンテアイスレイから伝統の森までわりと近いこともあり、ランチを食べるがてら立...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください