秋の京都で紅葉めぐりをしてきた。新幹線で京都駅について、まず向かったのは南禅寺。毎回思うけれど、東京から京都に新幹線で来ると、かかった時間以上に街の雰囲気ががらりと違うので、旅をしているなって実感する。

地下鉄で蹴上駅まで行き、そこから琵琶湖疎水の横を歩くと「あ、ここブラタモリで出てきたところだ」とか思っていると、南禅寺はこちらという看板が出てくる。そこを曲がって住宅街を抜けるといつの間にか南禅寺の敷地に出てくる。この雰囲気もまた好きなところだ。

琵琶湖疎水
水道橋をくぐる

南禅寺は1291年に日本最古の禅寺として建立されたものの、応仁の乱で荒れ果ててそこから200年近くも荒廃していたらしい。江戸時代になって再建がすすみ、立派な三門などが建てられたのだが、この三門は迫力がありフォトジェニックだ。京都でも屈指の見どころじゃないだろうか。紅葉の賑わいのなかで眺める三門もまた気持ちがいいものだな。

迫力ある三門

もうひとつの見どころは、明治維新の頃につくられた琵琶湖疎水の水道橋。古めかしい寺院の敷地の一角に突然現れる煉瓦作りの建築物はずいぶん不思議な違和感があるが、苔むした雰囲気が馴染んできているなあって思える風景。これもまた京都らしいスポットだ。坂道を上がっていきながら、疎水の建物の近くまで見に行くことができるので眺めてみるのもまた楽しい。

南禅寺といえば水道橋

水道橋を上からみるとこうなる

新緑や紅葉の時期はとくに美しく、木洩れ日もまた雰囲気がいいよなあって思える風景だ。京都の街中からは少し外れているけれど、この風景は何度観ても飽きないもので必見のところだと思う。

南禅寺はまた湯豆腐が有名なので、今度は寒い時期に食べに来たいと考えている。

今回の旅で、京都の紅葉めぐりはこの本を参考にしてみた。ぱらぱらと眺めるだけも美しい写真集だった。

南禅寺
拝観時間:8:40-17:00(冬期は16:30)
休み:12月28日-12月31日

Related Post

京都市美術館でやっていた伊藤若沖展をみてきた。「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」... ちょうど市バスに乗っていたとき、車内のチラシで若沖展をやっていること知った。伊藤若沖は京都生まれの京都育ちだし、この街でみる若沖の作品もまた楽しそうだなと、とくに予定もなかったので行ってみることにする。結構行き当たりばったりの旅なのです。 京都市美術館について 京都市美術館は平安神宮のすぐそばに...
和田浦海岸 – 隠れ家的ビーチ 「春の海 ひねもすのたり のたりかな」 という句がぴったりくる和田浦海岸のビーチ。 学生時代を過ぎてだんだんと感じるのは、何もしないことに時間を費やすことが少なくなっているということなのだが、和田浦海岸のほとんど人のいない護岸に腰掛けて、青い海と白い砂浜、のんびり打ち寄せている波をのんび...
かさぎ屋 – 竹久夢二も通った甘味処... 奥丹を出てすぐのところ、二寧坂の途中にある甘味処。あ、このお店ってお土産物屋さんじゃなかったんだっていうくらい小さくて控えめな佇まい。 店内もすごくコンパクトで座席は数隻しかない。きっと観光のシーズンにはここも満席に賑わうのだろうが、幸いにしていまは静かな冬の季節。ほぼ貸し切りでのんびりと過ご...
クアンシーの滝はラオスの九寨溝みたいなところ... バイクの旅 ルアンパバンでレンタルバイクを借りて向かったのはクワンシーの滝(Kuang Si Falls)。 それほど難しくもない田舎道をのんびり走るルートなので、バイクを借りてのんびり行くにはうってつけのところ。 ツアーで行くのも安上がりなんだけど、自分で運転する自由さにはかえ...
中之条ビエンナーレ2013(六合編) 季節はすっかり秋めいてきて、芸術の秋っていう雰囲気。 ということにつられてってことではないのだが、群馬の中之条で2年ごとに開催されている「中之条ビエンナーレ」を観に行ってきた。僕のなかでは、数ある地方芸術祭のなかでは最も好きなもののひとつ。 美しい秋の里山風景とともにホスピタリティを感じ...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください