大徳寺で寺院めぐりしていると日もあがってきて、そこからさらに京都市街へと戻ってくる。バスで10分くらい、歩いても20-30分くらいで北野天満宮があるエリアまでやって来ることができる。

ここまで来ると北野天満宮への参拝もいいけれど(今回はパスしましたごめんなさい)、門前にある「粟餅所 澤屋」に行かないというのはちょっと考えられない。

お店ののれん、ちょっとかわいい
粟餅の定番、あんこときなこ。お茶が激アツなので注意すること。

創業は天和2年(1682)と古く、江戸時代から名物として知られている「北野粟餅」の老舗として有名なお店。330年を越える歴史があるというのがすごい。名物は粟餅(あわ)で、昔は米が高価だったので代用品として粟(あわ)で餅を作っていたけれど、21世紀の現代では粟の方が珍しいくらいだ。

お土産物も売っているがすぐに風味が落ちてしまうので、お店で食べる味には到底かなわない。

しかし、お店で食べる粟餅は、注文してからお餅をころころと丸めて作って出してくれるのでもう絶品。トロッとしたお餅の柔らかさと、粟の粒を感じる食感、きなこやあんこの上品な甘さの組み合わせは長年の研鑽のたまものだなと思う。京都に住んでいる友人も「お店で食べないとダメなやつだ」というくらいなので、お店で食べてこそのものだろう。

人気店ではあるけれど、近所に行列ができるようなお店ができたこともあり、意外な穴場になっている。ちょっとお茶休みをするにはいいところだ。

粟餅所 澤屋
住所:京都府京都市上京区北野天満宮前西入紙屋川町838-7
時間:9:00-17:00(売り切れ終了)
休み:木曜、毎月26日

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