南禅寺から北につづく哲学の道の最終地点である銀閣寺。北野天満宮からも市バスで数分のところにあるので、京都を西から東に横断してやってきた。

調べてみると銀閣寺、1490年と応仁の乱の後、室町時代の末期につくられていて、繁栄期に作られた金閣寺と比較するとたしかに地味な雰囲気。でも、その控えめながらシンプルなつくりは現代にはしっくり来る感じがする。

銀沙灘と向月台
向月台
銀沙灘

世界遺産にも登録されているので、世界中から観光客が集まる人気の場所で結構混雑でもある。静かな雰囲気をもとめるのであれば早朝とかに訪れた方がよさそうだ。少なくともお昼くらいの状態だと結構な賑わいだった。

入口を入るとすぐに有名な「銀沙灘」と「向月台」と呼ばれている庭園に出てくる。真っ白な砂をつかった庭園は陽の光に照らされるとまぶしいくらいで、銀世界ともいえるよなって思えるのだが、これは江戸時代に改修された庭園で創建当時の雰囲気からはだいぶ異なるものらしい。

ここから奥の方に進むと銀閣寺の裏山へと登るルートがあり、観光で疲れ切った足では悩ましいところだが、登ってみると清水寺とはまた異なる京都の町が一望できるので来てみてよかったなと思える風景だ。とくに紅葉シーズンは美しく、自然と寺院の組み合わせが日本らしい風景を作っている。

庭園
庭園
裏山から京都を一望

銀閣寺の有名な建物は外側から眺めるだけだが、昔から手入れをされ続けていることもあり、普通に家として住んでも気持ちよさそうだなとか思ってしまうくらい。

こういう修学旅行で来るような定番の観光地ってなかなか足が向かないものなのだが、自分の足で来てみると全然違った風景があり、感じ方ができるのだなと新鮮な感じがした。定番の観光地もいいものだな。

慈照寺(銀閣寺)
住所:京都市左京区銀閣寺町2
時間:(3/1-11/30)8:30-17:00, (12/1-2/末)9:00-16:30

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