芸術の秋!2年前に行ってすごい楽しかった、中之条ビエンナーレに今回も行ってきた。

六合からスタートして、初日で暮坂峠を抜けて沢渡を通り四万温泉へ向かう。この日は四万温泉にある中村屋という民宿に泊まるので、ここまで来ればもうお酒も飲めるってもんだ。

と、その前に中之条ビエンナーレをみてまわることにする。

奥四万湖(四万ダム)

奥四万湖(四万ダム)
奥四万湖(四万ダム)

温泉街の上流にあるダム湖。ここへアクセスするために、温泉街の上をずいぶん立派な道路が通っていて、道路から温泉街を見下ろせるような感じですごい違和感あるのだが、温泉街の方に入ると、上方に少し街頭がみえるくらいであまり気にならないから不思議なものだ。

で、このダム湖はその水の色が、深く青い水の色でかなり神秘的。これ、ギリシアとか北海道とかにある青い湖に匹敵するくらいに濃い群青色で、人工的なダムの壁面とあわせてみるとすごく不思議な感じがして一見の価値がある。

ビエンナーレの会場となっている四万ビール工場から車で5分くらいなので、行ってみるのがおすすめ。

四万温泉街でのビエンナーレ

積善館
積善館
積善館に展示されている作品
積善館に展示されている作品

四万温泉での会場は結構縦に長くて、まずは入口にある中屋までは車でアクセスして、そのあとは温泉街の駐車場に車をとめ、そこからは歩いて温泉街をみてまわるのがおすすめ。温泉街は駐車場もなく、道幅も狭いので車で入り込むとえらい目にあうと思う。

今回、四万温泉エリアで最も印象に残ったのは積善館という四万温泉で最も古い旅館。「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれている(ってこの手の話が多いのだが)、旅館ということなのだが、これって・・旅館の入口の赤い橋とその後ろの旅館の佇まいだけじゃないかって思う。

とはいえ、今回のビエンナーレで宿泊していないのに旅館のなかに入ることができるというのは貴重な体験。本館の三階の一部を作品の展示箇所としていて、ここに展示されている不思議な浮遊している物体はカラフルなクラゲのような、意思をもった星雲のような、空飛ぶ食虫植物のような不思議な感覚がある。

それ以外では、ちょっと温泉街から離れたところにある四万温泉ビールとかは懐かしい感じの建物で結構楽しい。ただし、ちょっと離れたところにあるので車じゃないといけない。

あとは、スタンプラリーの対象ではないが、日没から21:00頃まで、四万温泉街でライトアップされる「しまあかり」という作品は、竹取物語みたいですごく幻想的。2011年の中之条ビエンナーレのパンフレットの表紙にもなっていた。これをみるためにも、ぜひ四万温泉に宿泊するのがいいと思う。

幻想的な「しまあかり」
幻想的な「しまあかり」

温泉街としての四万温泉

20130914-1619-22-02997コンビニもATMも風俗もない、小さな静かな温泉街。

山向こうにある草津温泉が太陽だとすると、四万温泉は月のような感じがする。温泉の泉質も無色透明で草津と比べると、ずいぶん優しい印象をうけるのだが、それでも入った後は心地よい疲労感があったりして、しっかりした温泉なんだなという感じがする。

本当にシンプルで質素な温泉街なのだが、娯楽といえば時代に取り残されたかのような旧式なパチンコ台とピンボール台があるお店があり、それくらいかなあ。でも、これがまたいい味だしている。

夜は19:00を過ぎるとすっかり静かになって人通りもまばらになる。ゆっくり温泉につかって、アートを楽しんで、夜はお酒でも飲んで過ごすっていうのが正しいスタイルだと思う。いい温泉街だ。

昭和がそのまま残っている
昭和がそのまま残っている

中之条ビエンナーレをみてまわるのであれば、ここに泊まらない手はないと思う。ちょっと高めの宿が多いけれど、僕が泊まった中村屋はこじんまりとした手頃ないい宿だった。料理もおいしいしおすすめできる。

中之条ビエンナーレ2013

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