今回の旅では、夕食に酒田の鈴政で食事をとるに予定があったのに、僕が間違って鶴岡のホテルを予約してしまうという、ものすごい微妙なミスをしてしまった。

なので、酒田までは列車を使っての移動なのだが、これが思いのほか旅情があったというか、印象に残る旅になった。

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鶴岡と酒田の間は週末の夕方だと1時間に1~2本程度の列車が運行していて、本数は多いわけじゃないけれど、致命的に少ないということもない。普通列車での移動だとぴったり30分。このほか、特急も走っているのだが10分くらいしか違わないので、時間的にどうしてもということでなければ普通列車での移動をおすすめする。

僕にとっては旅だけど、地元の人にとっては移動なわけでこれが日常なのだと思う。それでも、鶴岡から酒田までのあいだでみた、稲の刈り取りがおわってひと休みをしている田園風景や、奥羽山脈からの旅をしてきて日本海へと流れていく川の上を鉄橋で渡り、その風景の上ににひろびろとした空に沈む夕陽は、はじめてみる景色なのに、なつかしさを感じで不思議な気分だった。

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とくに、この日の夕陽は美しくて、乗客のひとたちも窓の外の風景を眺めていたのが印象的。

また、鉄道からみえる風景は、ロードサイドの醜いチェーン店のぎらついた看板をみかけることもないので、本当にきれいな風景をみることができる。普段、車で移動しているので、これは新たな発見だった。そうか、鉄道だと線路の横にお店作ってもしょうがないものな。

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ところで、この路線のなかにある北余目~砂越間は2005年に列車が強風にあおられて脱線事故(wikipedia:羽越線脱線事故)をおこしたところで、そこを通り抜けたのだが(通っていて、思い出した)、この遮るものもないようなところで、冬じゃなくてもビル風のすごいのが吹き抜けるようなところでは、よくいままで大丈夫だったな・・と思ってしまった。でも、この風が庄内の自然や空の美しさを作っているようにもみえるのは、僕がただこの地域を旅をしていて、コミットしていないからこそ思ってしまうことかも。

思いがけずのローカル線の旅になったのだが、列車の旅もいいものだとあらためて感じた。

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