成田から高雄までタイガーエアの直行便が出たことで、LCCという選択肢が出たことで俄然行くようになった台南の街。ここのところ行っている旅先のなかでも最も好きな街だと言い切れる。それにしても、改めて振り返ってみると結構行っているよな。

過去の台南旅
2013-09: 台南・台北旅行
2014-05: 台南週末旅2014
2016-03: 台南小吃グルメを食べ歩く散歩旅
2016-05: 台南小吃旅シーズン2

2016年は3月、5月と立て続けに訪れていてそれから半年ぶりの旅となった。タイガーエアで高雄まで行き、地下鉄と国鉄を乗り継いで台南駅へと向かうルートは迷いなく行けるようになってきた。

台南駅

台南駅についたときに感じる「ようやく着いた」と「もどってきた」というのが混ざった感覚は不思議に思える。縁もゆかりもない街だけど、滞在していて落ち着くのがいいところだ。

駅からのんびりと歩いて15分くらい。佳佳小南天 JJ-S HOTELというのが今回の宿。古い建物をリノベーションしたホテルは雰囲気あって布団を引くという旅館っぽいのがまた面白い。結構安くて頃ないいところ。

宿に荷物をおいて、赤嵌樓の前を通り過ぎ夕食には石精臼牛肉湯を食べてみる。便利な立地にある老舗のお店なのだが、あちこちで牛肉湯を食べてしまっているとこれはこれで美味しいがリピートするほどでもないかなって思える。

今回の宿は路地裏宿
新美街
富貴冰淇淋のジェラートは器もかわいい

新美街に新しくできた富貴冰淇淋 (Rich Gelato)は台南らしいウーロン茶のジェラートとかもあったりして、ここは美味しい。のんびりした雰囲気もよくて新美街らしいいいカフェだ。ここのジェラートは孔子廟近くにあるPistacchio 綠皮開心果と同じく台南ジェラートをひっぱってる存在だな。

同じく新美街にある鳳冰果舖もまた行きつけみたいなフルーツショップ。ここも上品なお店で台湾のフルーツをしっかりと食べることができるいい店だ。台南に来ると必ずいくお店になった。こうして旅先に行きつけみたいなお店が増えてくるのもまた楽しい。

ちょっと牛肉湯だけだと小腹は満たされないので、小公園擔仔麵でも台南名物の擔仔麵をいただくとする。度小月などの有名店と比較すると地味な存在だが、小公園擔仔麵もまた古くからある地元の支持もあつい名店なのです。

 

地元感のある小公園擔仔麵
大通り封鎖してなにやら夜祭りみたいなのやっていた
カラオケ大会

深夜には以前から行ってみたかったTCRC BARへようやく行くことができた。当日予約のみで、普通に訪れると「客満」との看板が出ていて入れない人気店。お店の人に携帯電話番号教えて空いたら呼んでもらったのだが、近くに泊まっていてよかった。台南のフルーツをうまく使ったカクテルは絶品。楽しい台南の夜を深夜まで過ごした。

ようやくいけたTCRC
ブドウのカクテル

翌朝はよく起きられたなと思うくらいだったが、7時過ぎには起きて阿憨鹹粥でサバヒーのお粥を食べて台南駅へと向かう。国鉄のローカル線を一駅移動して隣の保安駅へと到着。一駅の区間がえらく長くて、ずいぶんと遠くまでやって来た感じがするのだが、ここもまた台南市内。

駅から20分以上歩いて阿裕牛肉湯という地元の人も絶賛する牛肉湯のお店に到着。たしかに、ここの牛肉湯は信じられないくらい美味しかった。日本にも出店してほしいくらいだが、日本では店先で牛肉をさばくとかいうスタイルでは営業できないのだろうな・・きっと。とにかく、遠いけれど一度は来る価値のあるところ。

台南の朝
保安駅
雰囲気のいい小さな駅だった
南国の小さな駅

保安に来たもう一つの目的は奇美博物館に行くこと。個人所有のコレクションを公開している博物館なのだが、コレクションの方向性が多様過ぎて、そして量も膨大過ぎてちょっとすごすぎる。

地元の友人が「台南らしくないでしょ」っていっていて、それはまあ確かにそうなのだが、こんな変な博物館は世界探してもそんなにないと思うのでみておいて損はない。

とにかく巨大な奇美博物館

台南に戻ってきて、黃氏蝦仁肉圓を食べてランチを済ませたあとは、今回の旅でのもうひとつの目的である千畦種籽館魔法森林に行ってみた。ここは台南のはずれにある種子の専門博物館ともいうところでinstagramを中心に人気が出てきているところ。たしかにジブリの世界のようにフォトジェニックで面白いところだった。

そしてそれ以上にアットホームで面白い。すべて中国語での説明だったのだけど、近くにいた台湾人の子が片言の英語と日本語で説明してれたので楽しむことができた。奇美博物館もそうだけど食べ歩きだけではない台南の魅力というのもあるものだ。

千畦種籽館魔法森林
あちこちフォトジェニック
楽しい場所だった

しかしまあ、食べ歩きもするのだけど。デザートでいうと八寶彬圓仔惠のかき氷が美味しかったなあ。台湾らしい素朴だがボリュームのあるかき氷は見た目はいまいちだが美味しさは絶品だ。雙全紅茶で味わった台湾産の紅茶もまたすっきりとした味わいで美味しかった。こんな紅茶だけ出すシンプルなスタンドがあり、シンプルだけどこだわっているというのが台湾のいいところ。手頃にちゃんとした紅茶を楽しむことができる。

夜の台南

台南小吃グルメでは、いままで見た目で食わず嫌いしていた田ウナギを阿江炒鱔魚で食べてみた。見た目はなんか赤黒くて気持ち悪いのだが意麺と炒めて食べてみるとちょっと骨が気になるもののウナギっぽい白身の肉質もまた美味しい。見た目で判断しちゃいけないなっていう料理。

とろっとしたスープにサワラの揚げたものをいれた土魠魚羹という料理も初めてだったがこの酸味の効いたスープとサクッとしたサワラのあげたものの組み合わせが絶品だ。阿川紅燒魚土魠魚羹で食べたものが美味しかったな。そして、以前より気になっていた武廟肉圓でバーワンを食べられたのもまたよかった。つぶれたかと思ったが、これはボリュームあって絶品だ。

赤黒いのが田ウナギ
サワラのスープ
TAIKOO 太古

夜のバーは神農街TAIKOO 太古で飲むモヒートは美味しい台南に来たなあって気分になる。それにしても、早朝から深夜まで台南を旅し尽くしたなあって感じだ。マッサージは宿の近くで発見した信安按摩が穴場でお得。旅の不摂生と疲れを癒やしてきた。

台南駅から高雄まで
美麗島駅
高雄に来ると都会だなって思ってしまう

なんとなく後ろ髪を引かれるような気持ちで台南をあとにして高雄へと移動。今回、高雄で泊まったAirbnbは手頃な値段で部屋も広くてよかった。それでも台南と比較するとまだこの街になれていないなあという気分になる。現代アートの見本市のような美麗島駅中央公園駅を見て回った後、夜は高雄に住んでいる友達と知り合ってビールを飲んで過ごす。

今回の台南旅はまたいつもと違ったところに行ってみたが楽しい街だな。ますます好きになってきた。次はいつ来ようかなって思いながら帰りの飛行機に乗り込んだ。

この旅の記録:台南アートと食べ歩きの旅。

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