福島の原発事故があってから立ち入ることができなかった福島県富岡町にある夜ノ森地区にある桜並木。樹齢100年を越える桜の並木道は圧巻の風景で観に行ってみたいと思いつつも、当分いけないんじゃないかと思っていたのだが2017年から一部が開放されて立ち入りができるようになったこともあり、花見山から向かうことにした。

夜ノ森へのアクセス

福島県の富岡町にあって、常磐線の夜ノ森駅からもほど近いのだが2017年現在はいまだ不通区間となって電車は走っていない。車でのアクセスとなるのだが、花見山からのアクセスにおいても原発事故の影響で通行止めの区間が結構あって大変だった。

東京方面からだと常磐道をつかってアクセスするのが一般的だと思う。桜が満開の時期には近くの学校の校庭が開放されて駐車場になっているので車でのアクセスは問題ない。

夜ノ森駅は2017年現在不通

夜ノ森について

夜ノ森というちょっとロマンチックな名前の由来は、もともとは「余(我)の森」であると領有権を主張しあっていたエリアであったところが、名称が変化して「夜ノ森」になったといわれている。案外なまなましい由来だったのか。

現在(2017年)開放されているのは富岡第二中学校付近のエリアとなっていて、桜並木は途中で帰宅困難区域のフェンスで途切れている。フェンスの向こう側にある景色と手前の違いは人がいるかどうかなのだが、フェンスの向こう側に行くことができないなんてちょっとやるせないよなって思う。不思議な光景だ。

あまりにも残酷な帰宅困難区域とのフェンス

それはそうと、ようやく見ることができた夜の森の桜並木は圧巻。昼間は歩行者専用道路になっていることもあり、のんびりと桜を見ることができる。どうやら、今年見に来ている人たちは地元の人が多いらしく、僕の車のナンバーみてちょっと驚かれる。でも、ここの桜の風景は一度くらいは見に来たい。

桜はソメイヨシノが中心らしく、淡い色合いの並木道が続いている。本当にトンネルのように道を覆っていて幻想的な風景だ。埼玉にある権現堂の桜並木もきれいだが、夜ノ森のほうが樹木が大きく、そして余計なぼんぼりとかついていないので桜の美しさを感じることができる。

桜並木は圧倒的

並木道の横には放射線観測装置があって現在の数値を出していたり、ものものしいところはあるし、街にはほとんど人が住んでいないのかなって思ったりする風景ではあるけれど、ここの桜はこれからもまた見に来たい心に残る風景だなって思う。東北では屈指の桜並木は一見の価値がある。

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