今回の庄内への旅でひそかに気になっていた場所。知り合いが訪れていてすごい美しい場所で穴場だというので行ってみた。たしかに全然人がいない(いまは違うかもしれないが)なかで森のなかに突然あらわれる驚異的な透明度の青い泉は神秘的で美しい。斧とか落としたらなかから神さまが出てきそうな絵本のなかで出てくる風景みたいだ。

丸池様へのアクセス

酒田市街から国道を北にむかって30分くらい、遊佐という小さな町にある。国道は長い直線道路で運転していて気持ちがいい。泉のまわりには車で行くことができないのだが、少し離れた箕輪鮭孵化場という場所の駐車場を借りて行くことができる。駐車場から丸池様の泉までは徒歩5分くらいなのだが、舗装されていない小径をいくので車椅子などだといけないかもしれない。歩いて行くことが前提となる。

箕輪鮭孵化場というところに車をとめて訪れるのがわかりやすい
水路沿いに美しい風景がひろがる
鳥海山の湧き水

丸池様について

それほど大きな泉ではないのだが、鳥海山から湧き出る湧水で満たされた池はものすごく透明度が高い。光の加減でエメラルドグリーンだったり、濃いブルーにみえたりする。白神山地の青池に近い風景だが、こちらは人が全然いなくてちょっと現実離れした風景だ。朝に訪れたこともあるのかもしれないが、ものすごく静かで音がない世界。池の水面には湧水がでてくるポコポコとした気泡がみえる。

池の傍らには小さな祠がある。鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、その後見事に敵を討ち取ったあと、この池で目を洗った伝説があるらしい。なので、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目であると言われていわれているが、この透明度なので魚はよういにみつからない。水草は立木がみえる。

この場所がこんなにも手つかずの状態で残ったのは、ここが鳥海山大物忌神社の敷地だったことにも由来があるみたいだ。この美しさで、この写真映えする風景、これから人気が出てきそうだなあって思う。まだまだ素朴な風景が残っているいまこそ訪れてみる風景なのかもしれない。

住所:飽海郡遊佐町吹浦字七曲堰東56

Summary
Review Date
Author Rating
51star1star1star1star1star

Related Post

夏の鞆の浦を散歩 夏の鞆の浦を散歩してきた。平日だったせいか人通りもあまりなくて、うだるような暑さのなか散歩して夏休みを過ごしたーって感じの午後だった。 鞆の浦までは福山からトモテツという会社のバスで30分くらい。平日はあまり混んでいなかった。休日は観光客で混むのかもしれん。帰りは平日の朝だったのだが少し渋滞に...
庄内の城下町、鶴岡でレトロな洋館めぐりの散歩旅... 庄内エリアで商業の中心地は酒田で、鶴岡は政治の中心地として栄えてきた。かなり古い街で洋館があることは知っていたのだが、これが案外みていて楽しい旅だった。100年以上前の昭和初期に作られたものが多く、昔の文化などに思いをはせるいいきっかけになる。 洋館めぐりの中心はJR鶴岡駅から南に2キロくらい...
中之条ビエンナーレ2015 – 六合エリア編... 2年前に引き続き中之条ビエンナーレの旅。今年は越後妻有の大地の芸術祭に加えて、中之条のビエンナーレもあるという6年に一度の忙しい年。 前回の中之条ビエンナーレのときにはブログをはじめていたのでこちらにて(中之条ビエンナーレ2013)。 2年ぶりの中之条は変わらずきれいな田舎だった。とくに...
ルアンパバンから夕陽をながめるならメコン川岸がおすすめ... ルアンパバンって夕陽がきれいな町でメコン川のかなたに沈んでいく夕陽とか、だんだんと紫色にそまっていく古い町並みとかをみるのがいい。ああ・・こうやって時間は流れているんだなって思ったりする。 ガイドブックでは旧市街の真ん中にあるプーシーの丘に登って眺めるのをおすすめされるのだけど、もはや大混雑過...
たんばらラベンダーパークでラベンダーざんまい... 日本でラベンダーというと思い浮かぶのは北海道の富良野の風景。もしくは、関東近辺ということであれば河口湖のラベンダーといったところなのだが、群馬にもかなり大きなラベンダーファームがあるということで行ってきた。 冬場はスキー場になる「たんばらラベンダーパーク」というところ。関東からだと関越道使って...

Feature

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください