池袋駅の北口はチャイナタウンみたいに中国人であふれている。そして風俗街でもあって、雰囲気のいい場所ではないのだけど、そのなかで繁華街のちょっとはずれにあるお店。こんなところにあるのか?っていう場所にある。
台南の名前が入っているとおり、台湾料理のお店をうたっているのだが、台湾感があるのかといわれるとそうでもない。新橋の「香味」とか「台湾麺線」の方が台湾っぽさを感じる。この雑多な雰囲気は香港とかそんな感じもある。人気店らしく、予約していないと入れないこともあるみたいだ。


台湾料理の居酒屋という感じで、腸詰めとか前菜っぽいものを頼んでビールを飲んでおき、そのあとシメに魯肉飯とか担仔麺を頼むのがいいと思う。店名は担々麺とあるのだけど、担々麺は置いていなくて、担仔麺があるのは台南っぽい。
ただ、ここで出てくる担仔麺は結構大きめで大味。度小月で食べるものとはだいぶ違うなって思う。魯肉飯も日本風のアレンジの結果なのか、作り損ねているのか定かではないが、だいぶ印象が違うなという感じがする。悪くはないのだが、台南での味に慣れてしまっている身としては、もう少しやれるんじゃないかと思ってしまう。贅沢な悩みなのかもしれないけれど。


古都台南担々麺
住所:東京都豊島区西池袋1-40-5 名取ビル 2F
時間:17:00 – 25:00
休み:なし
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shin
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