祇園にある歌舞練場に草間彌生のコレクションを展示した現代美術の美術館ができたと聞いたときにはおどろいた。2019年2月には建物の賃借契約が終了するということで閉館したらしいのだが、これは本当に残念だ。

草間彌生の初期の作品から現代にいたるまで、わりと脈略なくいろんなジャンルを一気に楽しめる美術館ってここだけだったので貴重な存在だったのに。なにより、このコレクションが個人所有のものであるということにも驚くのだが。

祇園の歌舞練場の入口に巨大なかぼちゃが出現
入ってすぐのところには巨大な作品
草間彌生《私の魂を乗せてゆくボート》(1989)

歌舞練場の入口には大きな草間彌生のカボチャが展示してあり、まずこれが祇園を歩いているとすごく目立つ。気になる存在だ。というか、この近くにJRAがあるのには驚いた。ニーズはあるんだろうなって思うが、こんなところに作らなくてもいいだろうに。

この美術館がいいなと思うのは古い和式建築で床は畳敷きということだ。二階にある広々とした畳敷きの部屋では祇園の舞妓さんの演技が行われることもあったりして、これを観られるなんてすごくいいなと思っていた。

庭園に出られるのが気持ちよかった
庭を散策
空を飛んでいるかのよう、浮遊しているような池の鯉
天気よくて気持ちよかった
カフェで食べたスイーツは見た目もかわいくて美味しかった

そして、庭にも出ることができて普通ならば入れなさそうな庭園を見てまわれるのもまた楽しい。併設されているカフェではコラボメニュー的に水玉のスイーツがあったりして、これも六本木でやっていたカフェと比べてもよく出来ているなって思うし、いいカフェだった。

関西エリアで草間彌生作品がこれだけ観られる場所ってなかなかなかったので閉館したのは本当に残念だ。

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