友人に会ったりするため、真冬の関西へ行くことにした。初日はわりと寒かったのだが、二日目以降の京都は春を感じさせる柔らかい日差しと暖かさがあってオフシーズンの旅行もいいなあって思える旅だった。

新幹線でまずは新大阪まで行って、そこから一駅乗って大阪へ到着。大阪に来たら一度は食べておきたいたこ焼きということで名店として人気のある阪急梅田駅にある「はなだこ」でまずは食べることにする。ふわっとしてとろっとしたたこ焼きこそが本場の味であり、美味しいたこ焼きなのだなって思える味だった。この味は関東ではなかなかないよなあ。

はなだこのたこ焼き
おっきゃがりで食べた焼き魚、絶品だった。

夜は福島駅のガード下にある飲み屋街から「おっきゃがり」にて食事をする。食材のチョイスとかに関東圏にはないセレクトがあったりしてこれもまた楽しい夜だった。そして、大阪の福島エリアの居酒屋街、かなり楽しそう。ここはまた開拓したい街だな。

泊まったのは心斎橋のホテルWBF、大阪のホテルは年々値上がり傾向にあり、とくに直前の予約だと高くなるので、あらかじめホテルを予約しておき泊まることにした。これならば比較的安価で泊まることができず。WBFホテルは新しいこともあり悪くないところだった。

翌朝はやや二日酔いの重い身体を引きずるようにして道頓堀まで歩く。ここでもたこ焼きということで、橋のたもとにある「あっちち本舗」というお店でたこ焼き。はなだこは大きくて出汁もあってというのと比べるとやや地味な印象はあるもののやはり、ふわっとしてとろっとしたたこ焼きは美味しい。この食べものは幸せだ。

あっちち本舗のたこ焼き
金龍ラーメン 本店。妙にまったりする店内。
大和西大寺駅。近鉄京都線方面から特急電車

そのあと場末感がすごい金龍ラーメンの本店でとんこつラーメンをすすったあとは近鉄奈良線で京都へ向かう。ただ、その前に近鉄屈指のターミナル駅である大和西大寺駅で途中下車してこの駅にやってきて、そして去って行く列車の流れをみて過ごす。なんだか行き交う列車の流れをみていると旅行を感じてしまうな。そして、この住宅街の駅にいる自分を不思議に感じる。

京都についたら祇園にある草間彌生のコレクションが揃っているフォーエバー現代美術館にてアートをみて過ごす。かぼちゃや水玉だけじゃない、繊細なタッチの絵などもあったりして個人でここまで揃えたということと、このコレクションの多様さは必見だ。閉館したのが本当に惜しい。

井倉木材、昼は材木店、夜は居酒屋
冬の深夜、叡電の出町柳駅。「きょうのできごと」という映画のシーンを思い出した。

夜は京都に住んでいる友人と京都市役所近くにある昼は材木店の立ち飲み屋「酒場 井倉木材」で日本酒を飲んだり、美味しいつまみを食べたり、まわりの常連さんと話しをしたりして過ごす。こんな不思議な飲み屋、なかなかないし、そしてすごくいいコミュニケーションの場になっている。この酒場はいい面での京都らしい場所だ。

泊まったのは出町柳商店街のすぐそばにあるAirbnbの物件。すでに存在しないリスティングということもあり紹介は控えておく。京都での朝は、出町ふたばで豆餅を買ってお土産にしたあと、下鴨神社方面へと散歩に行ってみることにする。森見登美彦の小説の舞台に登場する下鴨神社や糺の森は冬でも気持ちよく凜とした空気が感じられて冬の朝を過ごすにはいい散歩コースだった。

出町柳からのんびりと散歩をはじめる
森見登美彦の小説によく出てくる出町柳の鴨川デルタ
出町柳の商店街ものんびりしていて楽しい商店街だった
糺の森
下鴨神社
京都らしい風景
縁結び・・らしい
雰囲気のいいところだったな

朝食はすぐ近くにある加茂みたらし茶屋でみたらし団子を食べる。この「みたらし団子」とは糺の森の御手洗池からとられたネーミングとして驚く。何事にも発祥の地があったりするのだが、普段から食べているみたらし団子、ここが発祥だったとは。

下鴨神社から住宅街を縫うように歩いて行き、叡電の駅近くにある「珈琲焙煎所 旅の音」というカフェで友人と待ち合わせをする。このカフェは京都の普段着というかすごくいいところだった。この場所が近所にあったら絶対に通っていると思う。週末の午前中はここで過ごしたいと思うくらい。あまりにも気に入ったので普段の生活でも思い出したいと思いピンバッジ買ってしまったくらいだ。

珈琲焙煎 旅の音
京都マラソンの日だったのか、百万遍の交差点
京都駅、この風景みると「また来るからね」って心の中で挨拶してしまう。
帰りの新幹線、米原駅の近くの山は雪化粧
そして、富士山がきれいに見えた

そこからは友人と京都を散歩しながら緑寿庵清水で金平糖を買ったり、祇園に戻ってきてGyoza8でランチをしたり、小多福で予約しておいたカラフルなおはぎを受け取ったり。オフシーズンの短い旅行だったけれど、オフシーズンなりの楽しみっていうのがあるよなと思える関西旅だった。

この旅の記録:冬の関西旅(2018年2月)

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