4月のはじめに桜をみるために訪れたばかりの京都なのだが、ちょっと時間をおいて4月の最後の週末に京都へふたたび訪れた。ちょっとしか時間は経っていないのに寒さはすっかり和らぎ、むしろ暑いくらいだ。ジャケットすら必要ないくらい、いい天気のなか京都の街を散歩してきた。

今回泊まったのは京都駅の南側、十条駅から歩いてすぐのところにあるアリストンホテル京都十条に泊まってきた。ここは繁華街からは離れていて夜出歩くにはちょっと不便なところだけれど、静かで部屋も広くてよかった。京都に何度も来ていて土地勘があれば、ここに泊まっても十分じゃないだろうか。

4月だけどはやくも初夏のようだ

早朝についてホテルに荷物を置いて、朝食を食べに行ったのは南禅寺近くにある瓢亭別館の朝がゆ。ここはもう400年以上の歴史がある超老舗の料亭なのだが、予約さえしておけば比較的手軽に敷居もひくく食事をすることができる。朝食は、朝食にしては高いって思うかもしれないが、ここで食事をすることを考えると破格に手頃な感じがする。あのゆで卵、また食べに行きたいな。

瓢亭の名物は朝がゆ定食、この玉子が絶品なのです。
瓢亭別館

食後はブルーボトルでちょっとひと休みしてから南禅寺のなかを散歩してきた。紅葉の時期にも来たけれど、春のこの時期は人も少なく静かでのんびりとしている。青もみじが目に鮮やかで美しい。青もみじという言葉はいつからいわれているか知らないが、いいセンスしているようなあって思う。紅葉だけが美しい風景ではないよな。この新緑の風景もまたハッとするくらいにきれいだ。

ブルーボトル南禅寺、南禅寺すぐ近くの古い長屋をリノベーションしたらしい建物
ここでもハンドドリップでコーヒーをいれてくれます
青もみじの南禅寺、紅葉のときとは違う美しさがある

ここから一気に北にあがっていき、源光庵の悟りの窓をみてきて、そこから北野天満宮近くにあるknot cafeで軽く食事してふたたび京都市街地に戻ってきた。錦市場を散歩してこんなもんじゃで豆乳から作ったソフトクリームをいただき、MARIEBELLE Kyotoでティータイム的にひとやすみする。ここは古い町家をリノベーションしていてアンティークな店内もふくめてマリベル的なゴージャスな世界観で構築されている空間だ。それでいて京都らしさはあって面白いカフェだと思う。

源光庵の「悟りの窓、迷いの窓」
Knot cafe、これがだし巻き玉子サンド
MARIEBELLE Kyoto、町家×アンティークな店内

夜は京都に住む友人と「めなみ」で食事をして過ごす。京都の人もここはわりと人気らしく賑わっていた。器もきれいだし食事も上品な味わいなものが多く、カジュアルではあるけれど京都らしい食事を楽しむことができる。

その後は木屋町を散策して森見登美彦の作品にも出てくる激安バー「ムーンウォーク」でお酒を飲み結構酔っ払ってシメにラーメンでもと行ってみたのは店名も看板も出ていない隠れ家というか秘密基地みたいなラーメン店。おおよそいままでのラーメン店の概念が通じないところで、お冷やのカップは有次だし、ラーメンの丼はロイヤルコペンハーゲンだしなんかもう全部スゴいなっていうところだった。

めなみ、季節の料理もおいしい
(名前も看板もございません)こちらは濃厚スープ。器はロイヤルコペンハーゲンでも代表的なラインであるブルーフルーテッドですな・・・。

翌朝はホテルで朝食を食べて、叡電に乗って瑠璃光院へ行ってみることにする。青もみじといえば、このお寺というくらいに有名なところで春と秋だけ一般公開されている寺院なのだが、山門をくぐったところから視界いっぱいに広がる新緑の緑は圧倒的。書院の写経机に写り込む青もみじの風景は人が沢山いるのにみんなこの風景に魅入られて静かになってしまうくらいだった。

瑠璃光院
瑠璃光院

ふたたび京都市街に戻り、お昼ごはんがてら木屋町の立ち飲み もみじで昼からお酒飲みながら海鮮をつまみ、Gyoza8でちょっと餃子をつまんだりしたあと、祇園のフォーエバー現代美術館へふたたび足をはこび草間彌生の作品にふれてきた。この美術館すごくいいなと思ってたのだがすでに閉館してしまい残念だ。

この風景をみると京都だなあって思う。
阿闍梨餅をたべてきた。

今回の京都旅で青もみじと同じくらい京都らしくていいなと思ったのは文房具のお店たち。辻徳商店の懐紙やどくとくのデザイン性がある裏具、ちょっとかわいくて実用的なWORK & SHOP by BOX & NEEDLEとか、じつはほかにもいくつか行っているのだが、今度まとめて見てまわりたいと思うくらい。京都×文房具の旅というのも楽しそうだ。

辻徳商店
裏具

新幹線の時間も近くなったので、京都駅へとちょっとずつ向かうことにする。住宅街のなかに突然あらわれるWalden Woods Kyotoでアイスコーヒーを飲んでちょっと休んでから、京都タワーの地下にあるThe Roots of all evil.でジンのカクテルを飲んでみる。京都タワーの地下ってはじめてきたけれど、すごい楽しそうなところじゃないか。このバーも含めて新幹線に乗る時間に余裕もってきても時間をつぶすところが沢山あるなって思った。

Walden Woods Kyoto、民家をリノベーションしたお店
The Roots of all evil.京都蒸留所のクラフトジン「季の美」が置いてある!

京都駅に隣接する京都伊勢丹でお土産買ったり、地下のお弁当コーナーで予約しておいた京都和久傳のお弁当を受け取り新幹線へと乗り込む。京都駅で駅弁買うよりこっちで老舗料亭とかのお弁当を買った方が満足感が高いような気がする。

お酒をちびちび飲んでお弁当つまみながら車窓の風景を眺めて過ごす。つぎはいつ京都に来ることができるかなあ。何度来ても飽きることがない街だなって思う。

京都タワーの風景もなんだかいいなって思える。

この旅の記録:青もみじの京都旅。(2018年4月)

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