モスクワの地下鉄は路線距離が300キロを超えていて東京と同じくらいの規模があるネットワークになっている。だいたいのところは地下鉄で行くことができるし、地下鉄の治安もよく、本数も多いのでぜひ活用したい。

チケットについてはトロイカというカードを発行してチャージする他、カード式の回数券もあり僕は20回券を使い切ったのだが、いまは20回券は発売されていないらしい。あれ、すごく便利で助かったのだけどな。料金は一律でトロイカを利用すると40RUB(80円くらい)になるのでかなり安い。

地下鉄の運行は一部の例外をのぞくと5:30-25:00まで走っていて、時刻表はないのだがかなり本数が多くて地下鉄運行の圧縮密度でいうと東京以上に走っている感じがある。なので、無理して乗らずにつぎをまっても全然問題ないくらいだ。慌てて乗るくらいならば自分の向かう方向かどうか確認してから乗った方がいい。

モスクワで地下鉄ができたのは1935年ということで、設備はわりと古めかしくて、そして時代背景から防空壕を兼ねて作られたらしくかなり深いところを走っている。高速のエスカレーターにのって移動していくのだがすごく長くてこんなところで停電したら嫌だなって思う。

モスクワの地下鉄、最初は薄暗い構内にちょっとびびる。
そして、このどこまで行くのかわからないくらい長いエスカレーターでくだる。

そして、駅の構内は社会主義時代の名残らしく豪華で美しい造りになっていて美術館のような感じは地下宮殿と呼ばれるのがよくわかる。最近まで写真撮影が禁止されていたらしいのだが、2018年のワールドカップを契機にフォトスポットなどが作られて観光名所になっている。キエフスカヤ駅やマヤコフスカヤ駅などは本当に美しいのだが、それはまた違うときに書くことにする。

2018年のワールドカップを契機にモスクワ地下鉄の写真撮影が許可された。こんなマークまである。
地下宮殿とも呼ばれるのがよくわかる(キエフスカヤ駅)
装飾が美しい。
通路は一方通行になっている。

地下鉄の乗り方としては本当に薄暗くて地下鉄が走る音が響いていて、ロシア語の看板も全然わからず一瞬途方に暮れるのだがちゃんとみると路線毎に色分けされていたり、小さな標識を確認したりすると理解できるようになってくる。東京の地下鉄を乗りこなしていれば、多少の違いはあるものの問題ないような気がする。

乗り場や通路について、入口と出口や進行方向がきっちりわけられているので、逆走をすることはできない。看板をよくみて移動する必要があるが、一度概要を理解すれば東京の地下鉄よりもわかりやすい。ただ、入口と出口で改札もわかれているので注意が必要。そして入口では手荷物検査をやっているのである程度時間に余裕をもって公道する必要がある(検査される場合とされない場合はランダム)。

車内は古いけれど治安の悪さは感じられず、ほどよく混んでいる。モスクワについて最初に地下鉄乗っているとき、大きなバックパックをもっていたら目の前に座っていたおばさんに席をゆずられてしまった。そんな疲れているように見えたのだろうか。というか、荷物が重そうに見えたらしい。そんな感じで一見すると冷たい印象もあるロシア人のあたたかさに触れてこの街が好きになる。

駅の構内はかなり安全だと思う。
美しい地下鉄を乗りこなしてモスクワ旅を充実させたい。

今回の旅では市街地のホテルが高くて、モスクワ北東部の郊外にある地下鉄1号線の始発であるブリバール・ロコソーフスカヴァ駅(Бульвар Рокоссовского)に泊まっていたためかなり地下鉄を乗っていた。なんだか毎日モスクワ郊外から市内に出てきて、そしてまた郊外に帰る感じは住んでいるみたいだったな。

モスクワ地下鉄:路線図

モスクワ地下鉄:Московский метрополитен

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