なんてことのないバンコクの下町で過ごした休日。

プラナコーン ノーンレンに泊まって、近所を散歩して、タイマッサージされて、夕方にはビール飲んで終わりという1日。

別にバンコクまで来て過ごすことはないんじゃないか?せっかく海外旅行をしているのにもっと他にすることはあるんじゃないか?と自分でも(ごくまれに)思うことはある。

でも、旅行から帰ってきて、たとえば普段電車に乗っているときとかに思い出すのは、こういうどうでもいい休日を過ごしたことだったりするんだよな。

なんでかわからないけれど、下町の路地をうろうろとしてみたり、お寺で猫を眺めていたりする時間がものすごい思い出になったりする。不思議なものだなあ、これが旅のもつ魅力なのか?

ということで、そんなどうでもいいバンコクの休日の記録。

まずは、プラナコーン ノーンレンで朝食

プラナコーン ノーンレンで朝食を食べて、ひと息ついたら散歩に出発。

ホテルの屋上からみえる巨大な仏像があるWat Intrarawihanは、地図通りに進むと結構歩くのだが、地図に載っているかどうかという路地というか、人の家の玄関先を通り抜けていくとほんの数分もあれば到着する。

この路地の風景がすごく好きで、軒先にソファを置いて寝転がりながらテレビを見ている人や、洗濯物を乾しているおばちゃんがいたりする。

そして、はっと鮮やかな花が植えられていたりして、この路地を歩いていると自分がバンコクの生活に受け入れられたかのような感覚ですごく心地よい。

このWat Intrarawihanというお寺は観光地的に見所があるのかとか、重要なところなのかというのはわからない。

でも、この巨大な仏像はなんだか心安らぐ雰囲気があるし、この仏像に見守られている境内はとても雰囲気がよくて好きな場所。

そして、地元の人が朝夕にお参りにきている。朝だと、みんな出勤前にお祈りしている光景に出会うことになる。

僕も入口でお花とかを買って、見よう見まねでお参りしてみたりする(だいたい、たどたどしくやっているので、途中でサポートしてくれるのだが)。

あと、このお寺が好きなのは、なんか猫がたくさん住んでいるんだよね。人に慣れていて、横をすぐに通りかかってもまったく動じないし、猫同士もわりあい仲良しな感じなのがみていてほのぼのしてくる。これ眺めているだけであっという間に時間が経ってしまうのだが。。

Wat Intrarawihanをあとにしてカオサンへ。

カオサンははじめて来たときには、禍々しさとと猥雑な感じがすごく魅力的に思えて、裏通りにある一泊100バーツもしないようなゲストハウスで沈没していたこともあった。

でも、いまじゃもう僕もすっかり落ち着いてしまったし、この街も様変わりしてキレイな観光地になったなあ・・と思う。

すっかりキレイになったカオサン通り

圧倒的にレストランやクラブが増えて、ゲストハウスは中規模ホテルみたいな感じになっている(そしてあまり安くない)。

いまのバックパッカーはたぶん、この周辺エリアに分散しているのだと思うが、タイ人の観光客もたくさん来るカオサンは、前とは違った部分において、これはこれで面白いと思う。ソンクランのときとか、それはもうすごいものだしさ。

とりあえずビール

ここで、タイマッサージをしっかり受けて、そのあとレストランでビールを飲んで、再びプラナコーンへ戻っていく。大したことやってないのに、なんかもう夕方近くなっているな。

途中でお気に入りの雑貨店でTシャツ買ったり、絵はがき買ったりしてホテルへの道をぷらぷら戻っていく。

Wat Intrarawihanに再び戻ってきた頃には、なんだか夕方近くて、昼の熱気がなんとなく残りつつ空気は涼しく気持ちよくなってきている。こういうのを敏感に感じるのが、ぐだぐだ旅行している楽しみのひとつだと思う。毎日忙しくしていたら、こんなことに気づかず過ごしちゃうもの。

ホテルのまわりは夕暮れで、ご飯を買って家路を急いでいる人や、まだまだ遊んでいる子供なんかもいて、裏通りでも賑わっている。こういう雰囲気も、もう日本の都会じゃあまり見かけない。これがいいのかどうか、ちょっとすぐには判断つかないが、僕にとってはこういう世界の方がなんだかのんびりしてていいなって思う。

で、ホテルに戻ってご飯食べて、カフェで友達に絵はがき書いたりしているうちに夜が更けて眠くなってくるので、部屋に戻って寝るというのが1日の終わり。よく「タイに行ってなにしているの?」と聞かれるのだが、まあだいたいこんな感じでやっていると答えるのだが・・あまり賛同得られないんだよねえ。

まあ、僕にしてみれば、せっかくお金かけて旅行しているのだから、この土地でしか得られない空気を感じているっていうことなのだが。

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