ラパ広場からサンタテレーザの丘に向かってのびている階段のうち、その美しさにおいて世界的に有名になった階段がある。

「エスカダリア ド セラロン(Escadaria do Selarón)」はポルトガル語で「セラロンの階段」の意味で、チリ人アーティストのJorge Selarón(ホルヘ・セラロン)氏が1990年から階段にタイルを貼り付けたりして作り続けている作品。

世界中を旅してリオデジャネイロを気に入って定住して、この階段沿いの家に暮らしているらしい。こういうカラフルな色づかいをするアーティストがリオデジャネイロを世界でもっとも好きになったというのは、なんとなくわかる気がする。

エスカダリア ド セラロン

階段は結構な距離があるのだが、ずうっと赤を基調にしたデザインで装飾されている。階段の下の入口の所はさすがに混雑しているのだが、上に行くにつれて人は減ってくるのでのんびりできると思う。

最上部までしっかりデザインされているので、途中でひと休みしながら、階段に描かれた絵を楽しみながらでも登ってみてほしい。なんだかすごく楽しくなってくるし、ここに住んでいる人がいて、楽器をもった人なんかがちょこちょこっと出てきて階段をくだって仕事にいくところに遭遇したりすると、この階段の街が愛されているんだなって感じる。

リオデジャネイロといえば、コパカバーナビーチとかカリオカの像とか有名な観光名所はたくさんあるけれど、ここエスカダリア ド セラロンはそれに続く美しきリオデジャネイロの見どころのひとつになってる。ここへ来てみて、実際に手に触れて、空気を感じることができてよかったなと思う。

しかし、階段を上がりきったところはサンタテレーザというファベーラなので(でも、ここもきれいなファベーラだと思うけれど)、むやみに人気のないところをふらふらしているとカツアゲされる可能性あり。

階段あがったところはサンタテレーザ
階段あがったところはサンタテレーザ

エスカダリア ド セラロン(Escadaria do Selarón)
住所:Rua Manuel Carneiro – Santa Teresa, Rio de Janeiro

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