
2016年の初夏はカンボジアまで蟹を食べに旅をしてきていた。2016年6月時点でカンボジアへの直行便はないので、そのトランジットとしてまずはバンコクまで。
半年ぶりに来たバンコクだけど、空港に降り立った瞬間の蒸し暑さとか、街を歩いているときに感じる香辛料の香りとか、やたらと寒いエアコンの温度とか、いろいろあるけれど僕はこの街が好きだなあって思えるところは沢山ある。街を歩いていて、自分が馴染んでいく感覚が好き。
今回は行きのトランジットではサイアムにあるHotel Muse Bangkokに泊まり、帰りのトランジットでは1月にも泊まったIbis Bangkok Siamにしてみた。
Hotel Museは屋上にあるルーフトップバーのSpeakeasyがすごく洗練された居心地のよさですっかり好きになったので、今回はホテルの方にも泊まってみようかと思ったところ。



ホテルはアップグレードしてくれたこともあり、ひとりでは持てあますくらいの広さの部屋でゆっくりと寛ぐことができた。
夜にはヨーロッパのブランドのレセプションパーティーがあったみたいで、ロビーは華やかな雰囲気。ほどよい規模のスモールラグジュアリーなホテルだった。また泊まりに来たい。
そして、すっかり発展したバンコクの街は東京に負けないくらいのさまざまなグルメを楽しむことができる。今回訪れたのはシーロム地区にあるVogue Lounge Bangkokというルーフトップバー&レストラン。

ここが入っているビルは下のフロアにジョエル・ロブションが入っていたりしてかなり豪華なところ。すっかり発展したというか、ややバブル気味というか、とにかく豪華なところ。
Vogue Lounge Bangkokでは店内のインテリアも必見だが、ミシュラン三つ星のシェフを引き抜いてきた料理もまた注目するところで、ここはバンコクでもおすすめなレストラン。
この近くにあるDexter Cafe & Barで美味しいコーヒーを飲んでゆっくり休むのもまたおすすめのコースだと思う。


帰りのトランジット旅はあまり時間もなかったので、安くて便利なホテルということでイビスにしておいた。まあ、面白みにはかけるところがあるが無難なところ。
そして、Terminal 21で夏場に着るTシャツを買い込んで、フードコートで朝食というかご飯をたべて、ふらふらと買い物。
すっかりランチの時間になってきたので、サイアムに戻ってきてBan Khun Maeでひさびさにトラディショナルなタイ料理を食べることにする。
ここの料理は辛すぎることがなく、タイ料理のもっている魅力を存分に出しているいいレストランだと思う。アンティーク調の落ち着いた店内の雰囲気もまた好きなところ。


そして、Mango Tangoでマンゴーづくしのデザートを楽しんで、マッサージをしてもらいホテルでひと休み。旅の最後はホテル近くにあるSiam@Siamの屋上にあるルーフトップバーでバンコクの夕暮れを眺めながらビールを飲んで過ごした。


このトランジット旅ではバンコクの都会部分を歩いてきた感じで駆け足で終わってしまったが、これはこれで充分に楽しめる旅だったと思う。
この旅の記録:バンコク トランジット小旅行、2016年6月編。