この夏、僕にとってはフジロックにも行かず、サマソニにも参戦せず、サイトウキネンにフォーカスを絞ってチケットを確保していた。

小澤征爾と大西順子の共演は、僕にとってCUREやミスチルよりも大事な欠かせないものだったのである。ということでチケットを握りしめて松本へ。

途中で、東山魁夷の作品で有名になった御射鹿池に立ち寄ってみると、そこにはもう秋の気配があった。通ってきた道もそばの花が咲いていて、すっかり秋がやってきている。今年の夏はもう去って行きつつあるのだな。

御射鹿池
御射鹿池

サイトウキネン・フェスティバルの松本gigは、それはもう信じられないくらい素敵な夜となった。小澤征爾と大西順子の共演はもちろん、開演前のバーは無料、カーテンコールは15分以上鳴り止まず、なんども挨拶に戻ってくる。

大西順子の演奏も引退するなんて!と思わずにいられないくらい、さまざまな音のスタイルを聴かせてくれて新しい音楽を知った気分だし、本当に信じられないような夜だった。きっと、あの夜の松本のホールは世界で一番美しい音が鳴っていたんじゃないかって思っている。

美しい日本の美しい人
美しい日本の美しい人

翌日は、安曇野路を進み信濃大町へ。ここで行われている日本酒のイベント「北アルプス三蔵呑み歩き」を楽しんできた。

なんていうか、呑み歩きイベントはいくつかあるのだけど、ここの呑み歩きイベントのもてなしは本当に心あたたまるものがあるし、もちろん日本酒はどれも、もったいなく感じるくらいの旨さ。

本当にいいところだなあ・・って思うし、この季節を感じながらおいしいお酒を楽しめる日本が素晴らしいって思える。

そして日が沈むとすっかり冷えてくるこの地域の夜に、もう秋がやってきたことを知る。これからは収穫の秋を楽しむことになるのかと思うと、過ぎ去った夏の寂しさも紛れるというものだ。そして、今回もまた日本の美しさを充分に堪能する旅になった。

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この旅の記録:秋の信州、サイトウ・キネン・フェスティバルと北アルプス三蔵呑み歩き(2013年9月)

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