奈良美智の美術館であるN’s Yardから那須を南北に縦断する感じで向かったのは森林ノ牧場という小さな牧場。那須とはいってもほぼ福島の白河に接していて、東北道を使ってアクセスするならば白河インターチェンジを利用する方が近いのではないかと思う。とても小さな個人経営の牧場でちょっと分かりづらいところにある。牧場につづく道は未舗装で本当にこの道で大丈夫なのか?と思うその先に小さな山小屋のような牧場の建物が見えてくる。

那須には観光客が行くことができる牧場がいくつかあり、千本松牧場や南ヶ丘牧場はそのなかでも大規模であり昔からやっている牧場になっている。それらと比較すると森林ノ牧場はかなり小さくて隠れ家のような牧場だ。入口にはやたらと愛想のいいヤギが出迎えてくれて、その奥には小さなカフェ兼ショップ、時期によって開催が異なるが納屋を改造したギャラリーもある。それぞれが大規模な牧場では作れない個性的なものであり、なんだろう、生産者の顔がよくみえる牧場という感じがする。

森林ノ牧場
左側に愛想のいい山羊がいるのだが・・写真わすれた。。
カフェでの食事
ジャージー牛のソフトクリーム。絶品!

放牧している牧場の敷地にも入ることができて、まさに森のなかにところどころ牛がいる姿は、昔の牧畜ってこんな感じだったのかなって想像したくなる。牛はみんなすごく大人しくておっとりした性格が集まっているのか全てがゆったりした時間が流れていて、のんびりとしている。

併設されているカフェではちょっとした食事を食べることができるのだが、ここで飲むジャージー牛の低温殺菌牛乳は生クリームのように濃厚。そして甘さ控えめで上品なソフトクリームも必ず食べておいた方がいいんじゃないかって思う。そうか、牛乳って本来はこんな味だったのかと実感できるものだと思う。

そして牧場にはいってみる
森にたたずむ牛
かわいい・・
飼い葉を食べていたところお邪魔します
まだ子供だからなのか好奇心旺盛

もうひとつ、森林ノ牧場ならではと思うのは「バターのいとこ」という商品。パッケージもかわいいのだが、この商品の背景を知ることでさらに味わい深いものになる。牛乳からバターを作る場合、4%くらいしかつかっておらず、残りの96%は無脂肪乳として脱脂粉乳として安価に取引されているとのこと。でも、その無脂肪乳もこのぜいたくな牛乳からできたものなので、その価値をスイーツとして高めているとのこと。もともとはバターと一緒だったから「バターのいとこ」、「バターのおとうと」でもよさそうだが、この従兄弟というネーミングもいいな。「バターのいとこ」は無脂肪乳を使ったクリームをはさんだゴーフレットになっていて、食べてみるとたしかに、無脂肪乳というイメージが変わるくらい牛乳の味わいが濃くて美味しい。砂糖も種子島産のサトウキビをつかっているとのこと。

小さな牧場だけど丁寧に顔がみえるもの作りをしていて楽しいところだった。なにしろこの森のなかにある小さな牧場という雰囲気もいい。

バターのいとこ
ゴーフレット、大事にいただいた

森林ノ牧場
住所:栃木県那須郡那須町大字豊原乙627番地114番
時間:10:00-16:00
休み:木金(祝日営業)、冬期休業あり

Summary
shin
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