リオデジャネイロでもっとも来てみたかったところのひとつ。現代美術とか現代建築が好きな人にはたまらないところ。

リオデジャネイロの市街地からはちょっと遠いけれど、公共交通機関を使って手軽に行くことができる。

美術館はリオデジャネイロ郊外のニテロイ市にあるため、行き方としてはセントロからグアナバラ湾を船で行くか、橋を通っていくかの二通りがあるけれど、船の方が渋滞もないしリオデジャネイロのセントロから簡単にいけるのでおすすめ。

20分くらいの船旅なのだけど、ポン・ジ・アスーカルやボタフォゴの街がよくみえて美しい船旅を過ごすことができる。船はかなりの利用者がいて、港の周辺は人通りもあるし、ニテロイ側もしっかり整備されている。

セントロ側の船着き場、ちょうど再開発をしていた
セントロ側の船着き場
船には乗客多い
20分の美しい船旅
船のチケットも美術館

ニテロイの街は一部は高級住宅街があるものの、数年前にリオデジャネイロから追い出されたギャングがこっちの街に住みだしたので、相対的にはやや殺伐としているところもある。

しかし、昼間はのどかな夏休みといったところで街を歩いていても問題ない。

ニテロイ港から美術館までは徒歩で歩いても20分くらいなのだけど、行きは坂道が面倒なので、バスかタクシーを利用するのがおすすめ。帰り道で海岸線沿いにのんびり港まで歩くのも楽しい。ちなみに、タクシーで行く場合には「ミュゼウ ニテロイ」などといわないと通じない。

海岸線が突き出たところにあるニテロイ現代美術館はブラジルきっての建築家であるオスカー・ニーマイヤー晩年の作品。薄く張った池の水面から上に広がるようにつくられた曲線的なデザインは不思議なインパクトがある。

この建物をニーマイヤーは「岩から伸びる花のように継続して成長する姿」を表しているというのだけど、僕としてはこの近所の人たちが呼んでいる「不時着した空飛ぶ円盤」の方がしっくりくる。

ニテロイ美術館
ニテロイの市街地

ここからはリオデジャネイロの風景が一望できて、ポン・ジ・アスーカルやグアナバラ湾、空港を発着する飛行機もみえて美しい。これすらもニーマイヤーが計算してここに作ったのだろう。

館内のコレクションは20世紀のブラジル現代美術でしっかりしたコレクションが展示されている。

大きな窓の内側にさらに部屋があり、作品は集中してみていけるようになっている。ちなみに、館内は撮影禁止。ブラジルの現代アートは軍事政権時代には停滞していたみたいだけど、ニーマイヤーも関わった新首都のブラジリア建設など、60年代にはかなり面白かったんだなって思う。

この建物もすごい60〜70年代のモダンアート感あったのだけど、1996年の建築だと聞いてちょっとびっくりした。

しかし、ここからの景色はニテロイ側の密集したマンション群や、反対側をみるとリオデジャネイロの遠景がみえて、本当に美しい。

帰り道は海岸線沿いに散歩しながらもどったのだけど、釣りをしているおじさんがいたり、ビール飲んで休んでいる人がいたりしてのんびりしていた。

帰りは海岸線沿いに散歩していくのもよい

ニテロイからリオデジャネイロを望む

通り沿いにはカフェがあったりするので、ニテロイには午前中のうちに行ってちょっと一休みしながら散歩するのも楽しいと思う。

Niterói Contemporary Art Museum – Museu de Arte Contemporânea (MAC) – ニテロイ現代美術館
住所:Mirante da Boa Viagem, s/nº – Boa Viagem, Niterói
時間:10:00 – 18:00
休み:月曜日

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